ガーゴイル(牙狼)
がーごいる
特撮作品『牙狼』(1期)に登場する怪人・ホラーの一体。
概要
「サモトラケのニケ」を思わせる女神像の破片の影をゲートに、天才を妬む悩める芸術家・倉町公平の陰我に惹かれて彼に憑依した、四つ目の不気味な烏天狗のようなホラー。彼に「神の手を授ける」と嘯き、才能を与える代わりに憑依。能力でモデルを惨殺して食する。ホラーとしての嗜好ではなく、倉町の邪心のままに行動した。
彫像を傷つけることでそのモデルとなった人間の同箇所を苛み、ダメージを与えることができ、翼を生やしての高速飛行や魔戒剣を弾く堅い皮膚を持つ。
胸部のコアと嘴が弱点。
活躍
倉町に憑依してモデルの女性を食した後、その残りカスを「不法投棄」している場に鋼牙と遭遇、痛めつけるも牙狼に変身されるや形勢不利とみて撤退。
その後倉町を尋ねたカオルを食さんとするも、絶狼に追い詰められ、最後は嘴を斬られて苦悶している隙に胸部を斬られ敗北。今際の際に絶狼を「完璧な造形」と羨望・嫉妬しながら、止めを刺された。
余談
名前の由来は悪魔などを模って屋根に創られる雨どいとしての彫刻「ガーゴイル」。
演じる板尾氏は後に『平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊』にて仮面ライダーフィフティーンを演じた。