概要
魔戒騎士の最高位『牙狼』の称号と、その証である黄金の鎧を代々受け継ぐ一族の直系(黄金騎士は同じ時代に複数存在しうるが、『牙狼』の称号は一人しか存在し得ない)。25歳。
生身のままでも素体ホラー程度なら苦もなく蹴散らす圧倒的な戦闘能力を有する。
無愛想なようで、その実は熱い男。頭脳明晰・冷静沈着だが父親である冴島大河を辱められると我を忘れて怒り狂う。食べ物に関してもストイックで、好物はコーンフレーク。但し、一番の好物は執事の倉橋ゴンザの手料理らしい。
ヒロインである御月カオルに対しては、ホラーの返り血を浴びたことにより狩りの餌として使っていたが、戦いの中で愛が芽生える。その後、明確な描写はないがカオルとは夫婦関係となり、のち息子の冴島雷牙を授かる。
雷牙が6歳の頃、母親となったカオルは雷牙の目の前で異空間に引きずり込まれ、父親となった鋼牙自身も彼女を救うためにそこへ旅立ったことが、倉橋ゴンザの話から明らかとなっている。彼の愛する者を探す旅路は、後に魔戒烈伝の第12話にて描かれた。未だカオルを見つけることはできていないようだが、その場に居合わせた過去の烈花に向けて、「必ず戻る」という伝言を残している。
その後の鋼牙の足取りはパチンコP牙狼・冴島鋼牙にて撮り下ろし映像と共に描かれた。カオルを追い、再び約束の地へと降り立った鋼牙は、またも復活を遂げた暗黒騎士キバ(鎧の思念)と対峙。激闘の果てに大巖獣身ガロとなってキバを討ち果たし、カオルを救い出すことに成功する。
だがその直後、様々な時代・様々な世界にてエイリスと戦う魔戒騎士の姿の中に、「ガロの称号を継承できなかった可能性の世界の雷牙」を目撃する。ハガネの鎧で戦い、苦戦する雷牙を案じた鋼牙はガロの称号の継承を決意。クロマルの助力によって僅かに開いた人界へのゲートへザルバを投じる。その後も鋼牙は守りし者として、そして「必ず戻る」という誓いを果たすため、戦い続けている。
関連項目
特撮 ダークヒーロー 牙狼・GARO 鋼カオ 魔戒騎士
白夜の魔獣 REDREQUIEM MAKAISENKI 蒼哭ノ魔竜 魔戒烈伝
黄金騎士:黄金騎士ガロの解説はこちら。
ザルバ:相棒関係となっている魔導輪。
涼邑零・山刀翼:仲間の魔戒騎士。
冴島大河(牙狼)・冴島りん:両親。父の大河は先代牙狼、母のりんは魔戒法師。