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ランギルス・ヴォードの編集履歴

2020-12-01 20:03:08 バージョン

ランギルス・ヴォード

らんぎるすゔぉーど

漫画「ブラッククローバー」の登場人物。

「兄さんが僕に勝てることなんて、何一つないんだ………!!」


プロフィール

本名ランギルス・ヴォード
年齢20歳
身長166cm
等級一等上級魔法騎士
魔法属性空間
所属金色の夜明け副団長
出身地王貴界
誕生日9月27日
血液型O型
好きなもの皮肉、チェリータルト
CV石川界人

人物

魔法騎士団金色の夜明け」の副団長。フィンラル・ルーラケイスの異母弟。

フィンラルの母が亡くなった後、後妻になった母と共にヴォード家に入る。幼い頃から魔法の才能はフィンラルを上回っており、次期当主ともてはやされるものの、父母にちやほやされて育ったために、才能を鼻にかけてフィンラルを始め他人を見下す性格になってしまった。それとは対照的に才能は自身に劣るものの、温厚さと優しさゆえに周囲の者に愛され、人望を集めるフィンラルにコンプレックスと嫉妬を抱き、憎むようになってゆく。(ランギルス自身、傲慢な性格を良く思わない人達から苦々しく思われているのを自覚している節もある。)

また、将来ヴォード家の当主の婚約者となるフィーネスは、自身よりもフィンラルを好意的に思い彼と親しくなっているのを知っているため、コンプレックスと嫉妬に拍車をかけるようになった。


王撰騎士団選抜試験2回戦でフィンラルのチームと対決し、彼に瀕死の重傷を負わせる。

その試合中から禍々しい魔力を発するようになり、勝負が決したにもかかわらずフィンラルを殺そうとするなど、元々の好戦的な性格を逸脱した狂気を見せ始めた。

そこでフィンラルを守るために駆け付けたアスタに立腹し、そのまま準決勝に突入。圧倒的な魔力量から繰り出す空間魔法の連発でアスタ達を苦戦させるが、ブラック化したアスタのブラックメテオライトを食らい失神。しかし両チームのクリスタルが同時に破壊されたため、勝負は引き分けとなった。


白夜の魔眼との抗争・エルフ転生事件が終結した後は、今まで馬鹿にしていたフィンラルを兄としてある程度認めるようになっており、彼をからかうような態度をとるようになった。

(但し、その内容はフィンラルの女好きを「呪い」だの自分に甘えてきた結果更にダメにしただのと相当皮肉な発言をしたり、このままではフィーネスに相応しくないと断言したりとかなり厳しい言葉を言いまくっているモノである。)

また、フィーネスと一緒になる事に未練があるのか、内心では負けないと誓っている事からも、人格面も多少良い方向に向かっている。


アスタがハート王国で半年の修行に赴いている期間中、自身は副団長から降格しており、代わりにユノ(ブラッククローバー)が副団長の座に就いた。


アニメ版154話ではその過程が深く丁寧に描かれたエピソードが放映された。

ユノが自身と同じ一等上級魔法騎士に昇進し、どちらが金色の夜明け副団長に相応しいかハッキリさせるため、「負けた方が団を去る」と言う過酷な条件を付けて彼に一騎打ちを申し出て勝負する事になった。(一等上級魔法騎士に昇進した者は、所属している魔法騎士団の副団長に就く資格が与えられているため。)


激しい戦いの末、勝利したのはユノであった。

実はユノに一騎打ちを申し出たのは、エルフ転生事件の件について負い目を感じ団を去るための口実を作るためであった。

ウィリアム・ヴァンジャンスからは「君がこのまま終わるはずがない」と叱咤激励されたうえで、自分を見つめ磨き直す旅に出る事となった。


団は去ったものの、除名にはなっていない。


転生エルフ ラトリ

前述のフィンラル殺害未遂について、魔法帝ユリウス・ノヴァクロノは、無意識のうちに白夜の魔眼に加担する「無意識の裏切り」と仮定しており、王撰騎士団(ロイヤルナイツ)選抜試験開催も該当人物を暴き出す目的があり、その裏切者こそがランギルスであった。

しかし、ユリウスは転生魔法の存在までは見抜けず、パトリに明かされるまで気付かなかった。

500年前に言霊の悪魔が発動した転生魔法の際にエルフの魂に邪心を植え付けており、邪心による暴走は基本的にエルフの人格に対して起こっているが、ランギルスは例外的に人間の人格に対しても起こっていた。


パトリが発動した転生魔法でランギルスもラトリ(パトリの従兄弟)となった。


ラトリに体を乗っ取られた後、ランギルスの人格が昏睡状態のフィンラルに「兄さん・・・」と呼びかける描写があり、その直後にヤミ団長に叩き起こされる形でフィンラルが戦線復帰している。


転生エルフの一斉蜂起による王都襲撃の際、クローバー王を抹殺しようとするが、ヤミジャックに阻まれ、ヤミの無明峰打ちで暴走状態となるも、最後はフィンラルの鉄拳制裁で倒された。「オレが弱いせいで遅くなってごめんな」と言い、空間から姿を現し、バカにされ続けた弟に手を指し伸ばすフィンラルは必見。



戦闘能力

属性は「空間」。

同じ空間魔法でも、主に物体・人物の移動によって戦闘をサポートするフィンラルに対し、ランギルスは小型のブラックホールのような球体を多数繰り出し、対象を削り取って破壊する攻撃特化タイプ。物理ではもちろん、通常の防御魔法程度では魔法ごと削り取られてしまう。ゾラのカウンター魔法や(これに関しては相殺された)、アスタの反魔法の力などが数少ない対処方法。


関連タグ

ブラッククローバー 金色の夜明け

フィンラル・ルーラケイス:異母兄

ウィリアム・ヴァンジャンス/パトリ:人間としての団長であり、エルフとしての従兄弟でもある

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