人物
『NARUTO』漫画版最終話のエピローグにて、大人となったリーと修行しているシーンが描かれたのが初出だが、この時点ではまだ名前やリーとの関係は明記されておらず『BORUTO-NARUTO THE MOVIE-』の予告PVにて判明した。ただし、映画でのCVや台詞はなし。
名前の由来はおそらく、ヘヴィメタルから(父親はブルースロック、ロック・リーのモデルはブルース・リー)。
太眉など、容姿は父親であるリーの下忍時代と瓜二つ。母親はテンテン。作者が何年も全く考えていなかった(「母親は作者が考えていないから不明、というのが公式設定」というある意味珍しいキャラである)。
血縁関係ではないマイト・ダイ、マイト・ガイの流れをくみ、ロック・リーから数えて4代目の努力の天才、そして八門遁甲の継承者ととれる存在。
BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS-
CV:西谷亮
うずまきボルトたち新世代の忍を主役とした本作では、第3話からメインキャラとして登場。親譲りの真面目な努力家。
基本戦法はもちろん体術。親の得意技である木ノ葉旋風も会得しており、手裏剣等の忍具の扱いにも長ける。アカデミーの担当教師である油女シノには「成績は優秀」とされており、「おちこぼれ」と(最初は)評されていた親とその師(更に言うならその師の親)とで一線を画す。
(描写こそ無いものの、上述のシノの高評価からすると忍術も扱えるかもしれない。)
ただし、大きな弱点として極度のあがり症であり、人に注目されると途端にパニックになって本来の力を出せない。そのことがコンプレックスとなり、里を騒がせたゴースト事件では、ゴーストに憑かれてボルトと対峙してしまったことも。
どこか親に対して斜に構えているところがある他の新世代木ノ葉忍の面々と違い、父親のことは「パパ」と呼び尊敬している。もちろん父親の師のガイも憧れの対象。
アカデミー卒業後は結乃イワベエ・雷門デンキと共に伊勢ウドンを担当上忍として、第5班を組んで晴れて下忍に。
下忍になってからも緊張癖は治っていないが、父とガイらの荒療治によってその悪癖すらも体術に取り入れた変則的な動作を会得し、さらに「八門遁甲」の初歩にも自力で至っている。
最強ジャンプ連載の『BORUTO SD』でも登場。緊張癖が本編より強調されており、手が滑っては事態を悪化させるトラブルメーカーとなっている(特にサラダは主な被害者)。元祖主役のリー同様、本編よりイキイキとしているかもしれない。