概要
オープンワールドゲーム『原神』の登場キャラクター。
人物
西風騎士団所属の錬金術師。モンドの主席錬金術師・アルベドの助手を務める。専門分野は「生物錬金」で、錬金術により既知の生命形態を改良、この世界をより豊かにすることを目的として研究を続けている。既に食物の産出量や保存性を劇的に向上させるなどの成果を上げているが、これらは彼女にとって偶然の産物で、もっと大きい目的があるらしい。
一族の特徴らしい独特の形の耳を持ち、目立たないように髪に馴染ませて隠している。
能力と戦術
「今この場にある元素から爆発的な火力を引き出す」という風元素の特性に良くも悪くも振り切った能力のサブアタッカー。
拡散反応を起こす事が前提の、軽量級相手の一対多の戦闘において無類の強さを発揮するが、それ以外、特に重量級相手の環境では元素スキルや元素爆発の持ち味がほぼ完全に死んでしまう。
雑魚散らしやブースト役と割り切った運用でこそ輝くだろう。
- 元素スキル「風霊作成・六三〇八」
前方に小型の風霊を召喚し、範囲内の敵を風霊の所に吸い寄せ、空中に打ち上げて風元素ダメージを与える。範囲こそ広いがヒット数が少なく、クールタイムも長いのが難点。命ノ星座を1段階突破させると2連続発動が出来るようになり、瞬間火力が増大する。
- 元素爆発「禁・風霊作成・七五同構弐型」
「無相の風、シミュレート!」
大型の風霊を設置し、周囲全ての敵をゆっくりと引き寄せながら何度か空中に打ち上げ、風元素ダメージを与える。また、この際に拡散可能な元素(炎・水・雷・氷)を巻き込むと風霊がその元素に染まり、それ以降、拡散反応とは別に追加ダメージが発生する。
吸い寄せの範囲だけならウェンティの元素爆発をも上回り、また彼の元素爆発のように空中に敵を打ち上げっ放しにする事もしないため、追加攻撃を打ち込むこともやりやすい。基本威力は大した事はないが、性能と拡散反応を理解しているかどうかで最終的な威力がどこまでも上がっていく。
余談
キャラクター&武器成長用の素材(エネミードロップ素材)を錬金で合成する際に10%の確率で完成物を1つ多く獲得できるという、素材のやりくりが辛くなって来た時に嬉しいパッシブスキルを持つ。
また、風元素使いを2人以上パーティに入れた際の元素共鳴効果、スタミナ消費-15%、移動速度+10%、スキルのクールタイム-5%は探索時には非常にありがたく、これを発動させるため、Ver1.0(2020/10)時点では唯一の恒常・★4・風元素使いの彼女に白羽の矢が立つ事もある。
戦闘においてはお世辞にも使いやすい性能とは言い難いが、手元に居るだけで色々と恩恵を得ることが出来るキャラと言えるだろう。
関連タグ
スクロース(語源である砂糖(ショ糖)の方。彼女の二つ名も「無害な甘味」である)