概要
特定の創作物の主人公に対して用いられる、「覚えにくい大それた名前のくせに大した個性がない、本名を覚えようと思う程度の親しみすら持てない(ので「○○太郎」で十分)」というキャラヘイトのニュアンスを含んだ蔑称である。
「太郎」が、古くから「書類記入例などに用いられる定番の仮名」であるのも由来のひとつだと思われる。
対象が女性の場合は「○○花子」と呼ばれることもある。
定義と使用の目的
発祥は5ちゃんねるアニメ板とされる。
当時アニメ放送中だった作品(仮にAとする)関連のスレッド内において、
「主人公の名前を覚えていない」という書き込みに対し、他のユーザーが「**(Aに登場する重要なアイテム。タイトルにも冠されている)太郎だった気がする」とレスをつけたことで、Aの主人公を**太郎と呼ぶことが5ちゃんねるユーザーの間で定着した。
その後、Aと同じなろう系原作で、類似する設定を持つアニメが放送されたことから、その作品の主人公も作品名に因んだ「○○太郎」の形で呼ばれるようになり、やがてはなろう系作品を中心に(主に主人公に対しての)蔑称として使われるようになった。
ネット上における注意
蔑称としての意味合いが強い言葉なので、5ch以外で使うのは避けるべきである。