概要
「ソロモンの指輪」なしでも超常の力を振るうことができる追放メギド、「不死者」の一人。
不死者の中でも突出して長い時を生きる、最初の「追放メギド」。
※本記事はキャラストーリーに加えてメインクエスト5章までのネタバレを一部含む可能性があります。
プロフィール
年齢 | 不明(数百歳) |
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身長 | 149㎝ |
転生日 | 2月11日 |
人物
寡黙かつ淡白で、数百年単位で人のいない谷に住み着き世捨て人として過ごしているため、ボケたような発言をすることが多々ある。
普通のヴィータがソロモンの指輪を扱えるようになる「アルスノヴァ血統」を人為的に生み出した張本人であり、それが伝播し強化され、指輪を完全に扱えるだけの力を得たヴィータが現れるのを長きにわたって待ち続けていた。
追放メギドを含むヴィータの見分けがつかない(ベリアル視点の時は他人が全てモブ男性グラフィックになるという描写をされる)という重篤な問題を抱えているが、これはボケているわけではなく、転生時にメギドの「フォトンの流れで対象を感知する」感覚が残ってしまったことで、フォトンを操らないヴィータの個体差を認識できないため。さらに、前例もなく、突然異種族の中に放り込まれて生きなければならなくなった恐怖心から現状を受け入れることを心が拒絶して認識能力に障害が出ていることも一因であることが示唆されている。
さすがに言動を含めれば全く区別できなくもないようだが、たまに意図的に間違えるような節も見られる。この言動からかファンからは「ベリアルおばあちゃん」と呼ばれることも多いが、季節ボイス全てで『(春/夏/秋/冬)はヤバい』と発言するなど、おばあちゃん口調と言うよりはむしろ砕けた口調で話す。
「アルスノヴァ血統」を生み出す技術は、元々はこの問題の解決手段(フォトンを操れたり体内フォトンが変質したヴィータなら識別できるようになる)として考え出したものだった。
転生後は、彼女を差別せず保護してくれる家族に恵まれて育ったが、この問題に加えて自分が(まさか将来追放メギドがどんどん増えるなどとは考えなかったため)この世界で一人きりの存在であると認識していることから、ヴィータ社会に対する疎外感を強く持っていた。
転生後のヴィータとしての名前は「フラウ」だが、本編ではもはやそれを知るものはいない。
迷彩柄の軍帽を着用していたりして、出で立ちが軍人めいているが、特にそういった経験があるわけではない。
ゲーム中での性能
特殊システムの一つ「点穴」を、2018年12月時点でのメインクエスト加入メギドで唯一扱う存在。
「点穴」は累積されたその数値に応じて、そのキャラクターが次に放った単体攻撃に固定ダメージを追加するステータスである。
手間はかかるが、高防御力の突破、一撃で大ダメージを与えたい場面などにおいて猛威を振るう効果であり、ベリアル一人いれば十分点穴戦術は確立可能なため、保有メギドに依存しない攻略法として名が挙がる便利キャラである。
またベリアル固有の強みとして、覚醒スキルで発動する「固定砲台」という特殊状態がある。
点穴は通常、一度攻撃した時点で0になってしまうのだが、固定砲台状態の間は「点穴を10だけ消費する単体攻撃」を行えるようになる。
つまりこの状態で攻撃すると
点穴100の攻撃→点穴90の攻撃→点穴80の攻撃→以下略
となり、誰よりも点穴を無駄なく使える。
ただし、配布メギドとは言っても「不死者」共通の特徴として、育成に必要なアイテムが通常のメギドより遥かに厳しいのが難点。
ソロモンから離れたデカラビアに召喚されてしまい、指輪の強制力でソロモン達と敵対してしまうが、デカラビアを退けたソロモンに再び召喚され、彼に「魂を触れられた」事でリジェネレイトのきっかけを得る(その後、長い試行錯誤の末にようやくリジェネレイトに成功する事になる)。
スタイルはバーストで、固定砲台ならぬ「焼夷砲火状態」という特殊な状態を扱い、与えたフォトンを全て焼夷フォトンに変え、自分のターンで全て同時に発射し、相手に炎上・狂炎地形がある場合その地形ダメージも追加で与える。ただし状態が解除されるとオーバーヒートになり行動不能になるデメリットを持つ。
スキルで炎上の地形効果を与える事ができ、また奥義は炎上、狂炎の地形にいる敵に対して特攻ダメージが乗る。覚醒スキルの使用上、狂炎を扱うメギドと組ませる事で最大限の力を発揮する。
マルコシアスやシャックスのリジェネレイトと同様、召喚(ガチャ)での入手となる。