大空中戦
だいくうちゅうせん
藤子・F・不二雄原作の漫画・アニメ作品『ドラえもん』のエピソードの一つ。
ストーリー
珍しく机に向かって勉強に打ち込んでいるのび太が周りを飛び交うハエに苛立っていると、突如現れた小さなジェット機がハエを撃沈させる。
ハエを撃沈させたジェット機にはドラえもんが乗っており、それは「ミニ飛行機」というひみつ道具で、乗り込むと体が小さくなって操縦席に収まるというもの。
早速ミニ飛行機に乗り込み、空の旅を楽しむドラえもんとのび太はいつもの空き地でジャイアンに飛行機のプラモを取られそうになったスネ夫を助けると、様々なタイプのミニ飛行機を出したドラえもんがスネ夫や静香にもそれぞれ貸してあげるが、ジャイアンはドラえもんが乗っていたジェット機を横取りしてしまう。
空の旅をそれぞれ楽しんでいたドラえもん達だが、ジャイアンが先程の仕返しに四人の乗った飛行機を襲撃し、ドラえもんも応戦するも全員敢えなく撃沈してしまう。
ドラえもん達への仕返しに満足したジャイアンは東京タワーの頂上で一人満喫するも、ミニ飛行機を落としてしまい、ヘリコプターが出動して一人取り残されたジャイアンの救助に出る事態になるのだった。
- ミニ飛行機
一見すると模型飛行機だが、実際に乗って操縦することができる。乗る際には「スモールライト」などで体を小さくする必要はなく、足を操縦席に近づけるだけで体が小さくなり、操縦席に収まる。操縦席から降りれば元の大きさに戻る。