概要
タワーディフェンス・ゲーム「アークナイツ」に登場するキャラクター。
大陸版表記は「能天使」
ペンギン急便に所属するトランスポーター(運び屋)の一人。
プロフィール
人物
ペンギン急便のトランスポーター。
徹底した楽観主義者、ドクター(プレイヤー)の事は「リーダー」と呼ぶ。
一般的なラテラーノ人の印象とは異なり、明るく振舞うムードメーカーな性格の持ち主。
しかしながらラテラーノ人特有の信心深い面もあり、慎み深さを垣間見せることも。
サンクタ族の特徴として頭上には円形の輪を持ち、背中に翼のような構造物を持つ。
戦闘中、主にスキル発動時に光輝き、コーデによっては昇進2の立ち絵の如く銃器が並ぶ。
服装はペンギン急便の制服とミニスカ黒タイツ、インナーは半袖のシャツを着込んでいる。
髪型は片目隠れに見えるが、角度によって隠れているだけの様である。
尚、先行サーバーではペンギン急便加入初期の彼女の姿があり、
当時は肩まであるロングヘアで、一部をサイドテールの様に括っていた様子。
ゲーム内では
レアリティはゲーム内最高の★6。
劇中では2章の龍門編以降に登場。
とある重要な人物を護送することになったロドスがペンギン急便と契約したことで作戦に協力する事に。
現在ではペンギン急便の所属だが契約に基づき、契約期間中は駐在連絡員としてロドスに協力している。
イベント「喧騒の掟」では、モスティマを追ってラテラーノを飛び出しペンギン急便に加入した過去が判明した他、血の繋がってない(?)「姉」が居る事がストーリー上で判明している。
戦闘では銃器を扱う、詳細は後述。
射撃技術はロドス内でもトップクラスであり射撃訓練では一度も手を抜いた事が無い。
また動体視力や空間把握などの射撃に関する能力が高い点も挙げられる。
ゲーム内でのスキル発動時のセリフがかなり印象的であり、特に「アップルパイ!」のインパクトが凄まじく、プレイヤーの間では「アップルパイ=エクシア」で通じることも。
使用している銃はデフォルトの状態ではクリス・ヴェクター。
昇格2のイラストではHK416を使用している(他にも背中にはSR-25、AWP、Mk12 SPR、ドラグノフ狙撃銃などが天使の羽のように並んでいる)。
性能
圧倒的な連射力で敵を蜂の巣にする狙撃オペレーター。
高レアリティにも関わらず低コストで配置が可能。
スキル1~3とも連射強化、基本的にスキル2または3での運用となる。
スキル2は手動発動だが、スキル3は自動発動なので状況に応じて使い分ける必要がある。
欠点として物理ダメージなため、高防御の敵にはダメージが通り難いため、術師オペレーターと区別する事を推奨。
または火力バフや防御デバフを任意の場所に与えるオペレーターと組ませる事で、持ち前の連射力を生かし高防御の敵を無理矢理溶かす事も不可能ではない。
コーデ
荒野潜行
KFCコラボコーデ
カップリング
仕事仲間としてテキサスとのカップリング、
出身地(幼馴染?)としてはモスティマとのカップリングが多い。
備考
コードネームの由来
「エクシア/能天使」の由来はキリスト教における第六位の天使「能天使/単数形:Εξουσία; Exousia; エクスシーア」。
神秘学では全人類を導く霊的存在、
文芸作品では天に背いた悪魔達を滅ぼす役目を持つ、但し悪魔と一番接する機会が多いため一番堕天使になりやすい地位だという。
天使の光輪
サンクタ族は言葉を覚えた瞬間に現れるが、同族からのセリフからは「脳」と関係がある事が示唆されている。
ちなみにこの天使の光輪は常に発光しており、エクシア本人曰く「蛍光灯」。
昇進2後のセリフで「消して!」と懇願するセリフがある。
サンクタ族と銃器
アークナイツの世界観では、銃器は「サンクタ族でないと上手く扱えない」という設定で、他の種族では訓練してかろうじて単発式ハンドガンを使えるというぐらいである。
資料によれば殺傷力も現実世界ほど高くないらしく、パワーバランスが崩れるような革新的装備にはなっていない。
またラテラーノでは銃器は国民一人ひとりが一丁ずつ「守護銃」を持ち歩くほど生活に密着している事から、彼女が銃を手に取って戦う事はなんら不思議な事ではない。
同族キャラとしては「イグゼキュター」「アンブリエル」が同様に銃器を扱うが、二人ともボルトアクション方式やレバーアクションと言った手動で弾込めを行う単発式の銃器を扱うのに対し、連射式火器を使用出来るのは彼女のみである。
(WはARを持っているがコレクションや遺品として持っているだけであり撃つことはできない。)
小ネタ
スキル発動時のセリフ
「アップルパイ!」
ヘッドショットの隠語と言う説、「As easy as pie」の派生説と出所は様々だが、後者の方が説としては有力である。
米国ではパイ=アップルパイの事を差し、「パイ」のみで検索してもアップルパイが表示される。
ちなみにイベント「喧騒の掟」ではお手製のアップルパイを振舞った事から「実は本人が好きなのでは?」と解釈されている。
「ディオ・ヴォーレント!」
ラテン語表記「Deo volente」
「神の御心のままに」「神の意志」と言う意味。
「バラージュ!」
英語表記では「Barrage」
弾幕や連続、連打の意味。
キャラクターとしての意味合いだと、「集中砲火」
「ロックンロール!」
銃器に縁の無い方には読んだそのままの意味と捉えられるが、実際はマガジンの再装填時の掛け声である「Lock and Load(ロックアンドロード)」と「Rock'n'-Roll(ロックンロール)」の語呂合わせで、自衛隊風に言うなら「弾込め良し」となる。
この掛け声が広まった由来は諸説あるが、1943年に製作された「硫黄島の砂」から広まったというのが定説らしい。