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張僧繇の編集履歴

2021-01-11 21:31:36 バージョン

張僧繇

ちょうそうよう

南北朝時代の中国の画家。「画竜点睛」の故事で知られる。

張 僧繇(ちょう そうよう)は、中国南北朝時代画家。6世紀頃の南朝・梁の人。作品は現存しない。各種の画題を描いたが、中でも仏教画を得意とした。

画竜点睛

張僧繇は、「画竜点睛」という故事で知られる画家である。

ある日、張僧繇は、都の金陵の安楽寺に4匹の白いを描いた。しかし、それらどの龍にも瞳が描かれていなかった。それを見た人々は不思議に感じ、なぜ瞳を描かないのかと張にたずねたところ、張は「瞳を描いてしまえば、龍が絵から飛び出してたちまち飛び去ってしまうからだ。」と言った。しかし、人々はそれを信用しなかったので、張は自分が描いた4匹の龍のうち、2匹にだけ瞳を描き入れた。すると、雷雲が立ちこめ、雷鳴が響き、雷で寺の壁が壊され、張が瞳を描いた2匹の龍は、絵からたちまち飛び去って行ってしまった。そして、張が瞳を描かなかった2匹の龍は、そのまま寺の壁に残っていた。

この話から「画竜点睛」という故事が生まれたのである。

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