CV:山路和弘
演:ヘンリー・カヴィル(実写ドラマ版)
人物
ウィッチャーと呼ばれるモンスタースレイヤーの一人。
白髪と体中に残る無数の傷跡が特徴であり、伝説の白狼、ブラビケンの殺し屋といった複数の異名を持つ。
「リヴィアのゲラルト」を自称しているがリヴィア出身というわけではなく、もともとは箔をつけるために適当に付けた名前だった。
ところが、ニルフガード帝国軍とライリア・リヴィア抵抗軍の間で起こった「ヤルーガ川の戦い」に巻き込まれた際、抵抗軍側のメーヴ女王を助けた功績でリヴィア騎士の叙勲を賜ることとなり、「リヴィアのゲラルト」も名実共に公認の称号となった。
以降は主にこちらを名乗ることが多いようである(相手によっては「ブラビケンの殺し屋」のほうが通じることもある)。
ケィアモルヘンの山城で育ち、そこで訓練を受けて狼流派を学んだゲラルトは、現存する最後のウィッチャーの1人であり、おそらくは最も熟練したウィッチャーである。
吟遊詩人ダンディリオンの詩によれば直近の数十年は世界を旅し、各地で依頼を受けては鋼の剣と銀の剣を手に、危険な怪物を駆除しているらしい。
外見は壮年相当だが変異の影響で寿命が延びており、劇中のセリフから実年齢は少なくとも90歳を超えている模様。
ゲラルトの特徴的ともいえる白髪は加齢によるものではなく、訓練中に何度も実験的な変異を経験した代償である。
特殊な変異を繰り返したため、彼の戦士としての能力は完璧に近く、匹敵する者はごくわずか。
性格・戦闘能力
ウィッチャーは変異の過程で感情が無くなるとされるが、ゲラルトの性格も冷静沈着そのもの。
強力な怪物と相対しても決して臆することなく、冷静的確、迅速に対処する。
超人的なスピードと運動能力を持ち合わせ、剣術とウィッチャーの魔法の達人でもあるため、戦闘能力は群を抜いている。
ゲラルトの体に刻まれた多くの傷跡は、彼がウィッチャーとして多くの勝利を得た百戦錬磨の証。
なぜなら多くのウィッチャーは彼と同じくらいに多くの傷を受けるよりも前に、命を落としてしまうからである。
またゲラルトは長年にわたり、有能なプロのウィッチャーとして高い評価を受けてきた。
ゲラルトは依頼された仕事を迅速かつ効果的に遂行するため、一般市民から王族まで、彼に仕事を依頼する人々は絶えない。
白狼の仕事ぶりの評判は、彼が解いた呪いの数々や退治した怪物の話と共に、北方領土へ知れ渡っている。
そんな彼だが、なにもただの冷血な戦闘マシーンなわけではない。
時には冗談も口にすれば、父性愛を見せることもある。
若かりし頃は自身の実力を鼻にかけ、手痛い失態を演じたことも。
それになにより無類の女好きでもあり、暇があればしょっちゅう女性を抱いているのである。
とは言え「草の試練」の影響で子どもが作れない身体なので、節操なく子供を作ってしまう心配は無いし、なにより免疫力も並外れているので病気にもならない。
ヴェンガーバーグのイェネファーとは恋人同士だが、トリスやシャニなど多数の女性と関係を持っている。
関連タグ
ソウルキャリバーⅥにゲストキャラクターとして参戦。⇒公式サイト内 キャラ紹介
モンスターハンター:ワールドコラボクエストで武器と防具が入手できる。なおオリジナルの声優さんに架空言語をやらせるには無理があったため日本語版の山路氏が担当している。