「……ねぇ、マイスナ」
「……なぁに? アンティ」
「お互いの人生、だいなしにしあおっか」
概要
小説家になろうに連載されている『はぐるまどらいぶ。』の登場人物、アンティ・キティラ × マイスナ・オクセンのGLカップリング。
アンマイは、あんまい。を合言葉に、彼女たちは今日も甘いバトルを繰り広げる。
特筆・留意すべき点
他の百合カポーと一線を画している特徴は、感覚&ステータスが常時、完全に同期しているという点である。
とある理由から体力や感覚など、ほぼ五感を全て共有化している彼女たちにとって、お互いは唯一無二の弱点であり、鼓動や呼吸、空腹感までもがシンクロしている状態である。
また、接近時や就寝時には、お互いの頭髪が接続される現象が起き、この時の身体感覚のシンクロ率は100%を凌駕する。
よって、どちらが受けとか攻めとか、そんな従来的な攻守交替は発生せず、愛は常に防御を貫通し、お互いにクリーンヒットする。
勝敗
その性質上、基本的に夜戦は常に泥仕合、相討ちとなる。
同じ部位を攻撃し合うと感覚同期により必然的にダメージは二倍となるが、お互いに防御は意味がないと理解しているため、壮絶な殴り合いになることが多い。
今までの最長夜戦継続期間は丸三日。
100%同時に失神するため、万年引き分けである。
その長期戦後の自分たちの様子を、彼女たちは「ふたつの濡れ雑巾を一緒にしぼって、床に溜まった水の上に投げ捨てたみたい」と形容している。
誤解をまねくようだが、仲は非常に良く相思相愛である。
決して互いを傷つけるような行為は行わない。
同時花罪問題
アンマイの体調同期の性質上、花摘みに行くタイミングもほぼ同時となってしまうため、同棲直後は早い者勝ちでトイレに駆け込んでいた。だが仲が進展した後、御手洗の座る所は旧式だか大きなサイズで頑張れば二人で座れなくもないという記載が原作にて強調される。大盛り焼き飯を二人で食べた直後、初の共同作業後、第一次アンマイ花罪大戦が勃発する。
O.P.A.I.値の考察
O.P.A.I.値はアンティ、マイスナ共に それほど高くは無い。アンティが作中でそれを気にしている描写があるが、決して絶壁というわけではなく、むしろ" 微 "というより" 美 "を地で行く美しさとサイズを誇っており、15歳という年齢もあって どちらも成長期の真っ最中であると推測される。
マイスナによると「アンティと私のとは、合わせるとピッタリと噛み合う」らしく、よく百合カップリングにあるO.P.A.I.値の差異によるジェラシームーブやバランスの悪さは微塵も見受けられない。また、ヒップに関してはお互い素晴らしい安産型であり、双方共にロリムチに分類されないこともない。
何にせよ、滑らかな曲線美と共に噛み合わさった彼女たちのO.P.A.I.領域には、アリんこ一匹通れる隙間すら発生せず、体温交換において最高のパフォーマンスを常に発揮する。
決闘スタイル
バトル滝
有名な百合の前準備運動と類似性があるが、これは前戯扱いではなく本番であり、この勝負は立った状態で開始され、倒れた方が負けである。互いに服を全て脱いだ状態で、肩幅ほど足を広げて向かい合うように立ち、丁度自分の右足の甲が相手の股間の真下に来るように位置取り、肌が触れ合うまで密着する。左手は互いの頭と頭を抱きかかえるようにして回し込み、唾液交換が決闘途中で中断しないように互いが留意しつつ頭部を抱き寄せ合い固定する。
右手をダランと下に垂らすと、丁度お互いの攻撃ポイントに接するため、双方同意のもと激しく攻撃する。
相手を倒す事を目的とする決闘スタイルだが、感覚共有渦の中で同じ急所部位への防御無視の直接攻撃を行い合うため、ダメージ蓄積量は相当なものであり、決闘が始まると共に相手の両足に頼らなければ立っていられないほどの状態に陥る場合がほとんどである。従って、アンティとマイスナの四本の脚はテントのように互いの重心を支え合う形となり、この時点で決闘中の奇妙な相互フォローの関係が成立する。
通常であれば彼女たちの立つ床はスリップの危険性が常に発生するが、空間系の能力を持つ彼女たちは それらを円滑に回収でき、何なら再利用が可能である。
決闘が進むにつれて脳内分泌物の増加と口を塞ぎ合ったままの過激な呼吸制限、ダメージのクリティカルヒットの連続などの理由からトランス状態となり、徐々に体重を支えられず膝を床に付いてしまう中腰スタイルへと移行する。ここからはバランスが かなり安定してしまう為、戦闘がより長期戦へと突入していく傾向が見受けられる。
決闘開始時は相手を負かすことを少なからず意識しているアンティとマイスナだが、ふたりで中腰状態に移行し意識が朦朧としている時点では「ふたりで何処まで一緒にイケるか」に思考が完全にシフトしている場合がほとんどであり、ほぼ100パーセント勝敗の判別はつかず、どちらが先に意識を失ったか本人たちに判別不可能な状態で同時に失神する。
よく抱擁し合いながら座り込んだままの状態で起床し、目覚めると大抵は舌や唇同士が癒着しているため、怪我をしないように お互いに湿らせてから溶かしていくという工程が頻繁に発生する。
ロックンロール
有名な果たし合いの中の一種に分類されるが、この決闘スタイルは より厳しいルールが定められており、そのやり方以外は無効である。
この勝負では持続性と耐久性が求められ、途中で競技を放棄した者が敗北者となる。が、アンティとマイスナは共に筆舌し難いポテンシャルを有しているため、ほとんどの場合 朝になるまで決着がつかず 引き分けとなる。
まず、体勢は上下は無効となるので、必ず左右に寝そべる形をとる。二人とも同じ側の足が床に接する(アンティの右足が床側ならマイスナの右足も床側。逆も可)ように、オーソドックスな陰陽☯️マークを彷彿とさせるロックンロール・ポジションへと移行する。
当然、この際は全裸が望ましい。
この時に注意すべき点は、下側に来ている足の太ももを、必ず相手の頭の枕となる位置に持っていくことである。逆に、上側に来ている足は相手の脇下を通し、相手の上側の足は自分の上側に来ている腕の脇下へと通して、背中側に抜けさせるようにする。この時、上に来ている方の足同士を松葉相撲のように引っ掛け合うポージングも反則とはならないが、長期戦覚悟で密着度を優先するなら脇下の方が確実に良い。
下側に来た腕は逃がし先に困ってしまうが、思い切って枕になっている対戦相手の太ももを下から抱きかかえるようにすると良い。
この決闘スタイルが組み上がると、相手の足が枕となり首が疲れにくく、純粋な勝負に集中することができる。尚且つ、相手の足を自分の脇下に抱え込んでいるため、相手の急所は完全に露出する。この準備が全て整った後、必ず双方同意のもとで攻撃を開始する。
上側に来る腕は口と共にフリーとなるため、同時攻撃も可能ではあるが、正々堂々と勝敗を決したいなら口のみで戦うべきである。相手の攻撃に耐えきれず、自分の攻撃の口が止まれば敗北となる。
お互いの体調管理が万全であれば給水は必要なく、勝敗が決するまで互いを循環する。声は反則とならないが、言葉を喋る様な行為は積極的な攻撃の放棄と見なされる。
アンティとマイスナは共に持久力と耐久力に優れ、毎回、口のみの攻防で朝までの長期戦になることも珍しくない。そのまま同時に睡眠状態に移行したとしても攻撃が放棄された例は今の所なく、かなりの量が一晩でサイクルし、朝起きたアンマイは構えを解いた後、恥ずかしそうにお互いの顔を見つめ合う。
この日は共に朝ごはんを抜くことが多い。
なでなでブレイク
この決闘スタイルは肉体の密着も必要だが、精神的な戦いを重視するスタイルであり、相手の愛に屈服した方の負けである。
純粋に精神のみの力量を比べるため、それに相応しい体勢となる必要がある。
まず、できるだけ産まれたままの姿(上に何か羽織っている場合は胸までたくしあげる。下は論外)で相思相愛同士で抱き合い、頭まで布団を被り、いつでも寝落ちできるようにする。この時できるだけ相手に密着し、体温が伝わりやすいようにした方がお互いのダメージが加算されやすい。
脚は基本、互い違いに重ねるようにして、限界まで相手の脚の付け根まで噛み合せるようにして組み込む。隙間が空いている状態は得策ではない。
バスタブ換算
とある太陽神の分析によると、アンティ⇔マイスナ間でサイクルした量の合計は、一ヶ月でバスタブ2杯分である。固体と気体は含まない。当然この記録は更新され続けている。
注意すべき点
その特殊な体質ゆえに、どちらかが傷つくと片方にも全く同じ外傷が発生してしまうため、頬にすり傷ひとつ付けただけでも彼女たちの逆鱗に触れる結果となる。
敵と判断された場合、対象は彼女たちの特殊な能力により即座に消滅させられる。
アンちゃんは太陽規模のパワーの熱線を、マイちゃんは荷電粒子砲みたいなビームを放つので注意すること。
怒ると二人とも白目が黒目になることがある。
この二人は同じ場所にいる事で自分たちのコンディションを保っているが、引き離された場合、よくわからないなにかへと変貌し、周囲への蹂躙を開始する。
お互いを制止できる存在は お互いしかいないため、
同時に変貌した場合、非常にまずいことになる。