『ちとりさ』とはアイドルマスターシンデレラガールズの黒埼ちとせと的場梨沙の組み合わせである。
8周年記念企画として作成された『オウムアムアに幸運を』ミュージックビデオ『Spin-off!』で共演した。
のちにスターライトステージのイベントでSpin-off!本編の前日譚や舞台裏が描かれ、両名とも報酬カード化している。
梨沙はSpin-off!でサプライズボイス実装されたため、梨沙にとっては声付きで最初に共演した相手でもある。
Spin-off!内ではキャラクター名はカタカナ表記されるため以下Spin-off!内での描写についてはカタカナで表記する。
リサとチトセは小学校の同級生で、リサは大人びてなんでも出来るチトセに憧れていたが、チトセはリサの魅力をたくさん知っていた。
ある日リサが転校してしまい、他のクラスメイトはリサを忘れてしまうがチトセはずっと覚えていた。7年後、世界に定められた通りの結婚を前にしたチトセが思い出すのはリサとの想い出だった。
一方でリサは世界の欺瞞に気付き、『アップデート』を止めて12歳の体のままで孤独な戦いを続けていた。そして偽りだらけ世界を破壊して心中しようと中枢である市庁舎のセントラルルームに侵入すると、この世界からの脱出を図るシキ、シン、ナオの三人の先客がいた。あわや衝突の危機となるが、リサの事情を聞いたシキは世界との心中よりも自分達とともに脱出しないかと持ちかける。
協力者を得て再び前を向けるようになったリサはもう一人この世界から救い出したい人間がいると語るのだった。
リサもチトセも19歳だが、リサの肉体は12歳なので見た目年の差カップルに見える。
精神面ではリサは7年間孤独に戦ってきたせいですっかり荒んでおり年齢以上に老成しているが、一方でチトセは世界に疑念を抱く事もなく、素直に従っている文字通りの『箱入り娘』であり精神年齢では逆転が生じている。
舞台裏ではちとせとプロデューサーの話を聞くとはなしに聞いてしまった梨沙がちとせにアドバイスしたり、リサを演じるにあたり19歳の精神について共演者に意見を求めたところ、ちとせは心や志希を承けて厨二病キャラを演じて呆れられたりするなどの交流もある。
ちなみに撮影時には12歳時点のチトセも黒埼本人が演じてCG技術で加工している。
『オウムアムアに幸運を』をイベント曲にしたLIVE Carnivalではイベントを最終段階まで進めると二人のぷちエールが見られる。
また、報酬カードでは共演を経て交流を深めた事も語られた。
『君のステージ衣装、本当は…』では梨沙が千夜と共演する事になり、『オウムアムア』ではちとせから千夜の話を聞かされた梨沙が今度は千夜からちとせの話を聞かされた。
こうしてちと千夜とそれぞれ交流を持った梨沙がちと千夜とどのように関わっていくのか気になるところである。
『デレラジ☆』はちと千夜と小梅の回の予定だったが梨沙役集貝はなの追加出演が決定した。
そして『魔法が解けちゃった』で集貝が最初ちとせのオーディションを受け、次に梨沙のオーディションを受けて射止めためぐり合わせの妙が語られた。