概要
2020年6月17日にて実装。
ホラーゲームサイレントヒルシリーズとのコラボキラー。
サイレントヒル2で役目を終えた三角頭が、DbDの霧の世界へ呼ばれたという設定になっている。
経歴
加虐的で無慈悲な処刑人である三角頭は、痛みを通じて断罪を施すことに固執している。
頭部に鋼鉄の枠をかぶり、歪で巨大な鉈を携え、彼はサイレントヒルの地獄のごとき道を常人には理解しようもない使命を背負い闊歩していた。
彼の行く場所は怪物でさえ陰に潜み、出会った生き物は、ためらいのない攻撃行為の犠牲となった。
使命を果たし自身の存在が必要でなくなった時、彼は長い眠りにつこうとしたが、別の世界でその力が必要とされてしまった。
彼を包んだ霧は、サイレントヒルで見かけるものとは違っていた。
まるで生き物の神経束のようなそれは、這い寄るように彼にたどり着いた。
そこには暗黙の了解があった。
押し寄せる雲は使命とサディズムへの招待状だ、霧に足を踏み入れた三角頭は再び自らの責務を受け入れた。
性能
能力ボタン押しっぱなしで、裁きの儀式が発動。地面に大鉈を突き刺しながら移動できる。
この時に地面にはトレイル(跡)が残り、これを踏んだ生存者は殺人鬼の本能で位置が通知され、煩悶の効果を受ける。
また、裁きの儀式中に攻撃ボタンを押すと、8mの距離を障害物を貫通して攻撃できる地獄の罰が発動する。
煩悶の状態になっている瀕死状態の生存者は贖罪の檻に送る事が可能。
フックと似たような扱いだが、耐久フェーズでは連打ではなくスキルチェックが発生し、失敗するとゲージが減少する。
メメント・モリは這いずる生存者を片手で持ち上げ、地面から出現した金属が生存者を拘束。エクセキューショナーが大鉈を突き刺し、捻ってから抜くというもの。
煩悶状態かつ耐久フェーズに入っている生存者には最後の審判という簡易メメント・モリが可能。こちらは這いずる生存者に大きく振りかぶって斬りつけるシンプルなもの。5秒程の短時間で終了する。
長所
地獄の罰による中距離攻撃が強力。
生存者の動作が固定される板を倒す瞬間や窓を飛び越える瞬間などは当てるチャンス。
難易度は上がるが障害物を貫通する特徴から壁の向こうの見えていない生存者にも攻撃出来るのは他のキラーには出来ない芸当。
贖罪の檻は生存者をフックに吊るすよりも短時間で動作が完了するうえに、担ぐ動作がないので「決死の一撃」を無効化できる。
また、檻から救われた生存者は「決死の一撃」や「与えられた猶予」が発動しないため、救助された生存者をすぐに狙う戦法が強い。
短所
裁きの儀式中は動作が制限されるうえに、地獄の罰は攻撃判定の発生までに若干ラグがあり適当に撃っても当たらない。
罰後の行動不能時間もそれなりにあるので乱発しすぎは大きなタイムロスになる可能性がある。
贖罪の檻に送ることで上述のように生存者の強力なパークを潰す事が出来るが、同時に「バーベキュー&チリ」、「イタチが飛び出した」などのフックに吊るす事を条件とするパークも発動しなくなる。
フックに吊るべきか、檻に送るべきかの状況判断は常に求められるだろう。
パーク
強制苦行(Forced Penance)
味方の代わりに攻撃を受けた生存者に衰弱を付与する。
発動できるかどうかは生存者の行動次第なうえに、効果も強力とは言い難い。
煩悶のトレイル(Trail of Torment)
発電機を蹴ると、その発電機は黄色く生存者に見えるようになり、キラーは探知不可になる。
効果はその発電機の後退を止めるか、生存者が負傷、瀕死になるまで続く。
探知不可は心音・ステインが無くなる効果でどのキラーでもこのステルス効果が得られるのは強力。
特に生存者を一撃で倒せる手段を持つキラーとは相性が良い。
自前の能力でステルスできるレイスやピッグなどにはミスマッチ。
デスバウンド(Deathbound)
離れた場所で生存者が別の生存者を1段階回復させると、治療を施した生存者の位置が分かる。
その生存者は治療した生存者から離れると忘却が付与される。
32m以上離れていないと発動しないため、効果を活かすにはナースやヒルビリーなどの高速移動持ちでないとやや厳しい。
肝心の忘却効果も生存者が一緒に行動する事で対策できてしまう点もマイナス。
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