ガラドール
がらどーる
概要
プラーガの肉体強化実験で生み出されたロス・イルミナドス教団の戦士。
「ガラドール=Garrador」はスペイン語で「カギ爪を持つ者」を意味しており、その名の通り、両腕には大型のカギ爪が付いたガントレットを装備している。
プラーガの応用でガナードよりも優れた身体能力を得たが、その一方で視界に入るものを無差別に襲うほど凶暴化してしまったため、やむなく瞼を縫合され、普段は厳重に檻に拘束されている。
上記の状態のせいで盲目になってしまったものの、それを補うかのごとく聴覚が発達しており、音で敵の位置を的確に察知してカギ爪で襲いかかる。
戦闘力
前述通り目を縫合されている為に目の前に立っても無反応であったりする。
盲目のために探知方法は音と痛覚に頼っている。物音を立てようものなら猛ダッシュで近寄りカギ爪で貫いてくる(即死技)。またダメージを受けると乱雑にその場で爪を振り回して暴れ回る。
主な行動パターンはそれだけ。だがとにかくガードが硬い。
頭のヘルメットとカギ爪ガントレット部分に当たると銃弾を無効化してしまう。裸の胴体やボロズボンしか履いてない脚に対する射撃も効果が薄い。
しかし弱点のプラーガが露出している背中への射撃は非常に有効。荒々しく動き回るガラドールの背後に回り込む事が勝利への鍵。(強引に爆弾やグレネードランチャーで正面突破も可能)
派生キャラ
- 鎧ガラドール
4で登場。鎧とフルフェイスの兜を装備したガラドールの強化版。
だが背中部分は相変わらずスッポンポン。そこを隠せよと思わずにはいられない。
登場作品
ガラドールのデビュー作。ボスキャラとして初戦闘。
その後は道中の強いザコとしてレオンを妨害してくる。
3DSのマーセナリーズでも登場。乱戦時にダッシュ攻撃で貫かれやすい。
さらに4の村ステージではあの悪名高い巨大チェーンソー男とペアで登場。泣けるぜ。
余談
バイオハザード大好きで有名な鈴木史郎氏はガラドールを「手強い相手」と称した後に
「非常に気の毒な境遇ですね。会社員時代に苦労した自分を思い出します。能力が有りながら閉じ込められ尚かつ、やることはロクなことをさせてもらえない。男の悲哀を感じさせます」
と想いを語っている。