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ノエル・ベルトレの編集履歴

2021-02-08 02:11:38 バージョン

ノエル・ベルトレ

のえるべるとれ

ノエル・ベルトレとは、小説『乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です』の登場人物で、本作のヒロインの1人。

概要

乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です」のヒロインの1人。

ゲーム2作目の主人公で瞳の色は黄色。

その正体はレスピナス家の生き残り。

リオンの見立てでは胸のサイズはCカップくらいと評されているが、挿絵等では(どう見ても)巨乳と言って差し支えない感じで描かれている。


web版では髪型はツインテール。転生者の妹レリアの判断ミスでエリクに監禁されるバッドエンドルートへ進行中だった為、リオンが確保。

リオンに保護された後に聖樹の苗木の巫女に選ばれる。

聖樹の苗木と巫女の存在が300年後の王国の国益になると判断したアンジェにより、リオンとの政略結婚を行う。バルトファルト家からも受け入れられ、リオンの母リュースには「こんな娘が欲しかった」と言われるほど気に入られている。

しかし、3人目の嫁になった後は仲間やハーレムが増えた弊害で出番がアンジェ、リビア、マリエ、ダメンズよりも減少。ノエルの役割もリビアやユメリア、エリクと被っている。

短編集では二児の母となったことが描かれている。


(以下、書籍版)

経歴

友人のジャンと共に留学生の世話係に任命された事で早い段階でリオンと出会い、交流していく内に彼に恋愛感情を抱くようになる。

ある理由からルイーゼにしょっちゅう絡まれており、ロイクにしつこく言い寄られ、妹レリアからは冷たくされるなど色々と苦労している。


人物

1作目主人公のリビアが大人しめの外見だったのに対し、サバサバした感じのギャルと言っていい容姿の女子であり、勝気で元気のある性格。

レリアとは逆サイドのサイドテールにしている。


人間関係

本来ならば存在しない双子の妹レリアの影響もあってか、一作目主人公のリビアの比では無い程に本来あるべき運命や人間関係が変貌してしまっている


何の因果かリビアと同じくリオンに懸想してしまったことで事態は更にややこしくなり、ゲーム通りなら味方になる筈の攻略対象達はほぼ全員敵側に回ってしまい、遂には殺し合いにまで発展する有様で、ロイクの様にバッドエンドルートに進むも済んでのところで回避し、何とか和解できた者もいるが、戦いの中で犠牲者も出る最悪の展開となってしまった。


また、レリアの存在から察する通り、彼女の運命は誕生直後から既にねじ曲がってしまっている。

当時、レスピナス家の令嬢だったノエルの母は、共和国の聖樹を身近なものと捉えており、共和国の一般認識における聖樹を絶対的な存在とする考えに共感できずにいた。管理している様に見えて、実際には六大貴族も巫女も聖樹の道具に過ぎないと理解していたからである。

そんな時、学園で後の夫…ノエルの父となる平民の男性と出会う。

彼は「聖樹の加護がなくても人は生きていける」という考えから、聖樹に支配されるのではなく支配する事を計画しており、お互いに共感した2人は恋に落ち、母はアルベルクの婚約を破棄して結婚。

ノエルとレリアの双子にも恵まれる。

しかし、一連の経緯から母は巫女の資格を失い、それ以降父は守護者以外でも聖樹を利用できる方法を模索する。だが、研究の末に聖樹の真意と目的を知ってしまい、共和国を滅亡させる前に聖樹の破壊を決意するが、それを良しとしない他の七大貴族と聖樹を敵に回してしまい、娘達を残してレスピナス家諸共2人は謀殺されてしまった。

レリアは巫女の適性を持つノエルを一番可愛がっていたと思い込んでいたが、実はレリアにも巫女の適性はあった。しかし、子供らしい性格のノエルよりも(前世の記憶を持つが故に)優秀な人間として振る舞うレリアを溺愛していた二人は周囲に「レリアに適性は無い」と偽りの発表を行い、辛い立場でしか無い巫女の役をノエルに継がせ、挙句に「姉としてレリアを守れ」とまで言い聞かせていた。

子供ながら両親の負の面を感じつつも愛情を欲していたノエルはそれを承諾するが、前世での半端なゲーム知識に囚われていた上に、片方の側面からでしか両親を見ていなかったレリアはこの話を聞かされるまで姉と両親、そして仇敵であるラウルト家の真意を誤解する事になった。

おそらく、本来のゲーム展開であれば両親はノエルに(一応は)愛情を持って接していたと思われるが、レリアというイレギュラーによって毒親同然となってしまい、そんな二人に疑念を抱いていたノエルは暗殺に関しても「両親に非があったからでは無いか?」と常々考えていた。

その疑いもあってか、仇敵である筈のラウルト家への怨みはレリアと比べて薄く、自分に何度も絡むと同時に助け船も出すルイーゼに対しては鬱陶しく思いつつも、その真意を図りかねていた。

そして、母の元婚約者だったアルベルクとの対話で、ラウルト家を利用しようとした企みから出た自分とラウルト家嫡男リオン・サラ・ラウルトとの婚約話や、聖樹を支配する計画などの全ての真実を知り、ラウルト父子に謝罪し、和解する事になる。


関連タグ

乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です 巫女

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