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ロイク・レタ・バリエル

ろいくれたばりえる

ロイク・レタ・バリエルとは、小説『乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です』の登場人物である。
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概要編集

アルゼル共和国の六大貴族の一つ「バリエル家」の跡取り。アルトリーベ2作目の攻略対象の1人。

web版と書籍版で登場時の状況どころか根本的な設定が異なる。


web版編集

こちらの名前は「エリク・レタ・バリエル」

レリア・ベルトレの薦めで彼女の姉のノエル・ベルトレと付き合い始めたが、レリアから宝玉や守護者の話を聞かされてから態度が変化し、一方的な感情を向けるようになって付き合っているノエルにはDVを行っており、そのまま監禁バッドエンドルートに進んでいた。このルートはマリエ・フォウ・ラーファンによって知ったリオン・フォウ・バルトファルトが六大貴族との交渉で介入してノエルを確保することで解消されている。その後六大貴族2番手の刺客として襲い掛かるが、返り討ちにされた直後にノエルから明確に拒絶の意を受け、マリエからも「このままだと、あんたは彼女を殺す」と断言されたことで自分の過ちを悟る。六大貴族に見放され非公式にリオンに処刑されようとするが、マリエに「生きろ」と説教された事でマリエを「姉御」と慕うようになってしまった。一時的にマリエたちの屋敷で住み込みで働く事になり、それなりに親しい関係になる。聖樹の加護を失っても鎧に乗っての戦闘は可能で、セルジュ・サラ・ラウルトが敵対した際にはリオン達の側として戦った。そして、聖樹が失われた後はバリエル家当主として貴族に復帰する事が決まり、本人は拒むが、マリエの説得もあって最終的にアルゼル共和国の復興を優先し、一時別れる事になった。神聖魔法帝国戦ではエリクが中心になって援軍を出している。



書籍版編集

二つ名は「王道」。

ノエルとは付き合っておらず、一方的に関係を迫るストーカーと化している。陰湿な策士の一面を見せており、搦め手を使った卑劣な手段でノエルとの結婚を目論むが、リオンの介入もあって結局は失敗して加護も失う。

それでもノエルを諦めないと悪態を吐くが、そこで泣きながら自分を平手打ちしてくる彼女に動揺。


まだ友人として付き合っていた頃のロイクは、ノエルの本当に欲しい物や頼み事には耳を貸さず、自分の好みばかりを押し付けて強要するようになり、その身勝手な振る舞いを繰り返された事にノエルが失望したというのが破局の原因であった。

そして、「私の好きなものを何か知っているの?」というノエルの質問に対し、何も答える事ができない自分に愕然とする


その後、周囲の扱いに加え、冷えた頭で自分のノエルへの行動を客観視した事で過ちを悟り、深い後悔と絶望に襲われ、次に登場した時にはこれまでの傲慢さと陰湿さが嘘の様な自己否定的な性格に変わり果てていた。

ルイーゼ・サラ・ラウルトの生贄騒ぎでは、彼女の救出を目論むリオン達に対応するための護衛側として駆り出される事になり、ルクシオンが作った鎧を与えられアインホルンの直掩についていたユリウスに吶喊。

死に場所を求め、ノエルの説得も拒絶してリオンや五馬鹿、ノエルへの謝罪を口にしながらユリウスに殺されようとするが、そこへ堪忍袋の緒が切れたマリエの鉄拳制裁を受け、死を選ぶなと説教された事で完全に戦意を失い、同時に思い留まった。


やがてすっかり改心した彼はweb版と同様にリオンやマリエ達の側へ寝返る事になり、セルジュのクーデターでは人質に取られていた父ベランジュを含めた六大貴族の当主達を救出する等の働きを見せている。


最終章にて再登場し、神聖魔法帝国との戦争でマリエ達王国側に加勢した。


余談編集

主人公との失恋が切っ掛けで成長するというゲーム的には本末転倒な展開を経た後、一度は見捨てられ廃嫡された筈が、リオンとの繋がりを得た事で七大貴族の中で最も有利な立場で返り咲くという、何とも皮肉な経緯を辿り、他の2作目攻略対象達が戦死、或いは家族と死別する等の悲運に晒される中、不仲とは言え前当主である父も喪わずに済んでおり、彼もまたユリウス達五馬鹿と同じく、ゲームのクリア展開とは異なる形での幸運に恵まれる事になった。


本作のTVCMでは、何故か他のキャラ達を差し置いて最初に登場する


関連タグ編集

乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です ストーカー 成長

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