けものエネミーズ
けものえねみーず
注意!
この記事には批判やアンチ・ヘイトに関する内容が主に記載されています。
また、憶測のみで記載された虚偽の内容や公平性を欠いた悪質な情報も多く存在するので、閲覧及び編集の際は細心の注意を払う事を推奨します。
概要
けものエネミーズとは、海外のWeb掲示板「4chan」にて立てられたスレッド「Kemono Enemies」を由来とする言葉である。
元々この語は1期終了後(2018年初め頃)、キリングバイツを難民キャンプとした外国人のけもフレ難民がキリングバイツにつけたニックネームであった。
その後、1期アニメ監督の降板騒動の尾を引きながらも『けものフレンズ2』の放送が開始され、カラカルをメイン画像にした「Kemono Enemies」のスレッドが立てられた。
該当スレッドは既に削除されており、どのようなやりとりがあったのかは不明だが、あまり良い意味で使われてはいなかったと推察されている。日本では「外国人がけものフレンズ2を批判する意味合いで付けた蔑称」と解釈され、ニコニコ動画・Twitterなどをメインに拡散された。現在はけものフレンズ2に対するヘイト或いはアンチ界隈の用語として機能している。
このような蔑称が広まったのは、前述の降板騒動から始まる公式とユーザーの間に溝が生じた事や、けものフレンズ2にストーリー構成の粗や不快な描写、視聴者の理解が得られない展開が多く見られた事。また制作陣のファン・視聴者に対する不適切かつ不誠実な態度によってヘイトが溜まったこと等で、作品内外を問わずファンや視聴者に強い不快感を与えた結果、消費者の不満が膨れ上がってしまった結果だと考えられる。
炎上にまつわるアレコレ
信憑性・公平性を保つために以下wikipedia:けものフレンズ (ア二メ)からの一部抜粋。詳細はwikipediaを参照。
- 監督降板騒動
2017年7月26日、同日配信分の『けものフレンズアワー』にて『けものフレンズ』アニメ第2期の制作が発表されたが同年9月25日、監督のたつき氏が「ざっくりカドカワさん方面よりのお達し」という内容のアニメ第2期の製作から外れることになった旨を自身のTwitter上で発言。
12月27日、ヤオヨロズの福原慶匡取締役は、最終的にこの決定が覆らなかったことを報告した。また、公式の発表にあるような情報共有に関する問題は存在せず、降板についても辞退などではなく委員会からの一方的な通達であったという認識を示した。
詳しくはたつきショックを参照。
2019年6月25日、テレビ東京の株主総会にて株主からたつき監督の脚本費と脚本印税が未払いは下請法に違反しているのではないかという質疑に対して、テレビ東京の田村明彦氏は「脚本費と二次使用は契約書に則り支払いをしている」「交代については制作委員会の総意であり、アニメ業界ではままあることと認識している」と回答した。
株主総会の動画
上の動画の本件に関係する部分を抜粋した動画(14:50~20:30)
上記の動画でも解説されているが、
・質問可能数が6問
・明確な回答を避ける
・関西生コンを概要から削除及び内容の改変
・延長動議の声を無視
・30分で質疑応答を強制終了
・明らかに不自然な票の集計
など株主総会としてあってはならないものだった。
(株主総会は何らかの不祥事が無い場合でも基本的に15問程度、挙手する人がいなくなった為に終了ということが当たり前。
不祥事を起こした際のスルガ銀行は怒号の中、3時間22分の質疑応答が行われた)
- 第2期新ユニットオーディション台本の盗作
2018年9月2日、ユニットオーディションで使用される台本について、個人サイト「目指そう!声優」の管理者が同サイトで公開されているものと一致していることを指摘し、この台本は素材フリーとしているが著作権は放棄していないと宣言。その後、台本は内容が不適切だったとして取り下げられた。
- アニメ2期炎上騒動
上記の監督降板騒動もあり、アニメ2期に対しても少なからず批判の声が上がっていた。このうちニコニコ生放送では、2019年3月12日に配信された第9話の放送後アンケートにおいて、5段階評価のうち最高評価に相当する「とても良かった」が3%となり、公式アニメ配信でのワースト2位(当時)を記録した。同じく第12話のアンケートにおいては「とても良かった」が2.6%、最低評価である「良くなかった」が95.3%となり、公式アニメ配信での最低記録となった。
アニメ2期にここまで極端な批判が集まった理由の一つとして、多くの視聴者が2期の内容等が制作陣による1期ファン・制作陣に対する"悪意"で満ちているように感じたという感想がある。1期と対照的な内容ゆえに「1期をとにかく潰したいという悪意を感じる」という声が一部で上がった。4月15日、テレビ東京は同社の『けものフレンズ2』公式サイトにて、同社スタッフがSNSで「視聴者の方々を不快にさせる」不適切な投稿をした事を認め、謝罪するコメントを発表した。日本では発言を行ったスタッフの実名や不適切発言の具体的な内容は示されなかったが、海外のギーク系ニュースサイトでは細谷伸之氏の発言と報じている。
2019年4月25日、テレビ東京定例記者会見でライツビジネス本部長の川崎由紀夫氏は、細谷氏のSNS投稿に対して、同局が謝罪した問題で彼をアニメ以外の他の部署に異動させ、アニメ制作業務から退かせたが、社内処分ではなく定期異動の一環であると発表した。また、同本部長は細谷氏のSNS上での発言が、視聴者の意見を皮肉ったり、煽ったりしたものであり、不適切だったことを認め、宣伝するつもりが対応を誤ったということで反省している、と述べた。同局の小孫茂社長は、視聴者の意見に対しては常に真摯であるべきで、どのような反応を届けられたとしても、正面から受け止めなければならないとしている。
2020年6月24日に細谷氏はテレビ東京を退職している。
- ブルーレイ全巻購入特典の景品表示法違反の指摘
第2期ブルーレイ全巻購入特典の「全話一挙見ディスク」がプレゼントされることになっているが、ブルーレイ購入者が封入されたチラシの中に全話一挙見ディスクに1000円の手数料が必要と記載されていることを公表した。カドカワストアと松竹DVD倶楽部には手数料が必要との但し書きがなく、景品表示法違反が指摘されていた。6月7日に誤記を認め謝罪した。
関連タグ
けものフレンズ2…「けものエネミーズ」はあくまでアニメ版やその制作スタッフを指すものであり、漫画版の方は1期の雰囲気を引き継いでおり、高評価とする意見も多く見られる。(ただし高評価だけでは無いので注意)
けものフレンズ(漫画)の第三項目
けものフレンズR…けものフレンズ2の出来に失望したファンによる二・三次創作。世界観はirodori制作の一期けものフレンズがベースとなっており、主人公のともえや彼女にとってかばんのサーバルポジションを務めるイエイヌに関する設定は、一部けものフレンズ2の設定が流用されており、ファンによるけものフレンズ2の再構築とも見られる。
しかしながら公式を否定するような悪質な使い方をする者もおり、元々の誕生経緯も相まって問題視される場面もある。
けものバイオレンス…キリングバイツとのコラボタグ。元来の「けものエネミーズ」に相当する日本語のタグ。