曖昧さ回避
pixivユーザー「おん猫」氏による二次創作についてはけものフレンズリターンズを参照。
概要
公式のガイドラインを遵守しよく理解した上で創作活動を楽しむようにお願いします。
『けものフレンズ2』をベースとした創作。略称では『けもフレR』『R』と呼ばれる。
Rは「Reunion(再会)」「Rebirth(再生・復活)」「Re Birth(生まれ変わる)」「Remember(思い出す)」「Regain(取り戻す)」などの意味合いが含まれている。
創始者のニコニコユーザー名は「呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪/祝祝祝祝祝祝祝祝祝祝祝祝祝祝祝祝(通称で呪詛兄貴/祝詞兄貴)」。
最初の作品名は「【キュルカス滅びよ】下痢便主人公から下痢便要素をできるだけ抜いてみた.kfp」。
(なお、この動画を投稿した時のコメントは「かばんさん(にせもの)を見てたら胃液が込み上げてきたので2時間で完成させました名前は思いつかなかったので有能兄貴オナシャス!」である)
(上記動画自体は第三者によって転載されたもの)
公開されているのは主人公「ともえちゃん」のデザインと基本設定のみで、作品展開は各々が三次創作として自由に構築していくことを前提としている。
問題点
成立経緯から生ずる問題点
創始者(通称呪詛兄貴/祝詞兄貴)は、原典にあたるけものフレンズ2が激しい毀誉褒貶に曝されていた時節に、けものフレンズ2に強い反発心を抱き、制作者に対する攻撃的な動画を複数投稿していた(外部リンク)。けものフレンズRもその反発の一環として最初の作品が投稿された。
(※当初の題名をそのままに第三者が投稿したもの。)
また、けものフレンズ2の放映間もない頃に投稿された作品には、Rを使用した攻撃的な創作も複数見られる。
それから少しずつこのともえを主体にしたRの二次創作を行う者が出て来はじめたのだが、当然Rの二次創作者たちもそんな兄貴と同じような意識でR作品の制作を行う者が多く、このため2の主人公であったキュルルに関しては冷遇の一言であり、そのキュルルに対して上のイラストのような直接的な虐待に及ぶようなネタこそ少ないものの、事実上最初からけもフレの世界にはキュルルを居なかった者として扱い、代わりにともえをその位置に据えてキュルルの存在自体を完全に抹消するような内容のSS用語でいう“完全無欠なオリキャラを物語に組み込んで原作のストーリー全体を改竄”する「最低系」に近いコンセプトで作られた創作物として広まってしまった。
そこまでだったらよくある二次創作ネタの一つとして終わっていたかも知れないが、Rの派生作品が広まり出すと同時に『けものフレンズ2』の展開に不満を感じていた層(さらにこれより先にあった前監督降板騒動で新アニメ制作側に不信を抱いていた層も含まれると思われる)がRを大っぴらに取り上げ始め、中には本気か皮肉か「これこそ真の公式」「これからは公式作品は全て無視して二次創作だけを盛り上げよう(公廃二栄)」と過剰なまでにRを持て囃す信者じみた輩も現れるなど、後のトラブルの火種となる要因が生まれることなった。
他にも『けもフレ2』の劇中でその視聴者にとって納得の行かなかったとされる展開や公式設定をこのRの物語においてはそもそも無かったことにする、あるいはともえが都合よく(視聴者から見てたられば的な理屈で)解決していくという2に対する一種の逆張りか当て付けのような改変も見受けられた(ともえの周りにイエイヌ、G・ロードランナー、アムールトラが置かれることが多いのはこの時の名残と考えられる)。
一応、ともえとキュルルをそれぞれ独立したキャラクターとして扱い、両者を共演させている作品もあるにはあるが、やはり全体としては未だに少数である。
Rの過激な支持派による問題点
- R支持層がSNSで何らかの誹謗中傷に当たる行為をしておきながら、「犯罪行為をした」という事実を隠蔽し、Rの保身のために責任転嫁・批判から耳を塞ぐ態度を取る。(例1、例2)
- X(旧Twitter)にて、Rを好むユーザーが多数の絵師を「奴はけもフレ絵を描いていた」と晒し上げツイートした。
- 数多のフレンズがいるにも拘らず、Rオリキャラと言った自作品・お気に入りキャラの優遇、興味の無いフレンズの冷遇し、無関係な作品と混合を行い、ケムリクサやワンピースなどけものフレンズとは関係ない他作品キャラを出してしまう。
- キュルルの絵を描いたら、別の者にともえちゃんとして改ざんされ、無断転載された
- ウマ娘などの第三者から見たらガイドライン違反を起こしてバレた際に何故かけもフレ2ファンに罪を擦りつけるような発言も度々発してる。
等
その経緯から、今なおRに批判的な目を向けるけもフレ二次創作者やけものフレンズファンもいるし、Rを「二次創作」ではなく「ヘイト創作」として認識するけもフレファンも少なくない。また、ファンの有志によって立ち上げられたオンラインイベント『あなたは、けものがお好きですか?』においても主催者がけもフレRの成立経緯や創始者の思想、責任者の不在を理由に参加拒否の意志も示された。
(経緯の詳細は外部リンクにて)
1.(外部リンク)
2.(外部リンク)
この措置に対し、R支持者側はイベント主催者に対し個人情報流出を行う、主催者に対しての誹謗中傷を行うなどの問題も発生した。
一方で、創始者は最初のけものフレンズR作品の投稿から間もなくして、
「あっちのアニメを見ていたら自分がいかに愚かなことをしていたのか痛感しました。
憎しみは何も生まない。他者を攻撃したところで前に進めることはないのだと。
嫌までの恨みやモヤモヤも、雨の後の晴天のように曇り一つなく晴れました。
過去あったことは確かに悲しいけれど、今ある輝かしいものを応援しなければ。ようやくわかりました。
いくらアレがアレでも、アレを好きだと思う人たちを傷つけてしまったのは確かですよね。酷い動画を作ってごめんなさい。」
と反省文を投稿し、前述の攻撃的な動画を「汚物」として全て削除しており(外部リンク)、その際にけもフレRの最初の動画も題名を変更したと見られる。(「関連動画」参照)
また、「※動画の再投稿はしないようにお願いします」との一文をいれ、成立経緯を隠すことにより、あくまでもクリーンな二次創作としてのけもフレRを保とうとした。(関連動画を参照)
しかし、誕生までの経緯もさることながら著作権法の同一性保持権(日本の著作権法20条1項前段)の観点において、原作であるけものフレンズのキャラクターであるキュルルというキャラクターをコラージュして生み出したともえちゃんは問題あるキャラと言える。
基本設定の問題点
創始者による設定によると
「セルリアンには当然『へし』がある」
「食料はじゃぱりまんのみ」
などとあるが、これらは
『へし』:「イシ(設定としてはかさぶたのようなもの)」の空耳でアニメ1期当時に流行ったもの
『食料はじゃぱりまんのみ』:アニメ1期でも7話においてカレーの材料が登場している、さらに追記すれば3話でもお茶が出ていたりドラマ&キャラクターソングアルバム『Japari Cafe』に収録された「じゃぱりまんがり」でもじゃぱりまんの材料が登場しているなど、アニメ1期を見ていても間違えようのない所を間違えていたりする。
これはNEXON版アプリや2以降に再登場した各種食料品に対抗するための設定とも取れる。
また、ともえちゃんの設定において、『フレンズの呼び方は「ちゃん」づけ(ただしG・ロードランナーは「ゴマすりクソバード」後に「ゴマちゃん」)』など、他の2次創作かつヘイト的なネタをチョイスしたり、『※ギスギス要素は1ミリもありません(重要)』といったような当時のけもフレ2アンチの言動を反映したかのような要素も取り入れられている。
タグにおける問題点
上記の問題も相まって、R関係の作品を投稿する場合はピクシブ等の投稿作品にタグを付けられるサイトでは「けものフレンズ」「けものフレンズ2」「けものフレンズ3」といった公式タイトルを用いたタグを使わない事が推奨される。
実際、下記の関連イラストの作品のように「けものフレンズR」と「けものフレンズ」の両方のタグを付けた事で炎上が発生したり、タグを付ける事で意図的に荒れる原因を作ったりしている悪質なR関係の作品も確認されており、R作品に対する印象悪化に拍車を掛ける危険性が高まっている。(特にニコニコ静画などで顕著)
その経緯から、今なおRに批判的な目を向けるけもフレ二次創作者やけものフレンズファンもいる。特にけものフレンズ2に対する評価をめぐっての対立にしばしば巻き込まれている。その中には、同人サークルによるリモート即売会が行われた際に主催者からRに関わる作品・創作者の参加が拒否された事例がある。(外部リンク)
一方で、創始者は最初のけものフレンズR作品の投稿から間もなくして、「自分がいかに愚かなことをしていたのか痛感しました。」と述べ、前述の攻撃的な動画を「汚物」として全て削除している(外部リンク)。その際にけもフレRの最初の動画も題名を変更したと見られる(「関連動画」参照)。また、「動画の再投稿はしないようにお願いします」と付記している。
二次被害
ニコニコ動画が特に顕著だが
『全く関係の無い内容の動画の中にけものフレンズRに対してのゴマスリを入れる』事で再生数を伸ばそうとした動画制作者が多数出てきた。
これにより動画製作者コミュニティから製作者が離脱する事になり蠱毒状態(実際は犬毒の方が正しいが)へと成り果ててしまった。
本作を扱う上での留意点
現状、傍目には「ただの二次創作に過ぎないんだからそこまで目くじらを立てる必要は無いのでは?」あるいは「特定のキャラを実際に虐待しているわけではないのだから厳密にはヘイト創作には当たらないのでは?」と考えている人も居るかも知れないが、ともえちゃん、ひいては『けものフレンズR』の二次創作群を語る上で、まず前提として“本作は『けものフレンズ2』に対する個人的なヘイト感情が生み出したもの”という黒い根幹が存在しているのは事実であり、これの創作に携わるという事は自身がその兄貴のヘイト的な思想に同調していると見なされかねないという事には注意が必要である。
前者の理屈も一時期は「本作こそシリーズの公式作品にすべき」という風潮が極めて強かった事から今更感のある言い訳であるし、後者においても『2』という公式作品の土台をそっくりそのまま流用しておきながら、“それの本来の主人公の存在意義を完全に無視している”というどう取り繕ってもキュルルに対する悪意か否定の意識が根付いた極めてネガティブなコンセプトに基づいた作品である事に変わりはない(無印で例えて言うならかばんちゃんを全く別のキャラに差し替えて無印のストーリーを好き勝手に上書きするようなもの)。
一応、上記の通り古参の一部ユーザーの作品の中にはRの世界にもキュルルを登場させているものも確かにあるが、それもあくまで“Rの都合に合わせて改変した『2』のシナリオラインとは無関係のキュルル”が大半であり、その『2』(のキュルル)に対するR作者側の姿勢を明確をしない以上、結局は“批判逃れのポーズ”に過ぎないと受け取られても仕方のない部分ではある。
それらに関して、「2が駄作だったのは事実なんだから兄貴の理屈こそ正しい。本作こそがアニメけもフレの正史であるべき」と本気で主張しているのか、それとも「兄貴の思想はどうであれ、ともえというキャラクターに罪は無い」「それはそれこれはこれであって2もキュルルも否定するつもりは一切無い」と割り切っているのか、どういう考えで本作に手を出したかは人それぞれであろうし、別にR作品を作るなとは言わないにしても、以後も本作を手掛けるに当たって変な誤解をされたくないというのならば、その前にある程度の自身のスタンスを明記した方が良いと思われる。たとえそのユーザーにヘイトの意図が無かったとしても、元がヘイト創作である以上は疑念の目を向けられる可能性は高く、公式を否定するためにRを叩き棒として使っているような人がその作品を利用する可能性も否定出来ないからだ。
最後に公式のガイドラインを遵守し創作活動を楽しむようにしよう。
関連イラスト
上記の通り、これらの作品には「けものフレンズ」のタグが併用されており、ニコニコ静画などでは激しいコメント合戦が発生してしまっている。
関連動画
関連タグ
玉袋ゆたか:同じくヘイト思想から生まれた創作。Rとは異なりヘイトの対象となった男性ユーザーからはある程度受け入れられている
虐厨:実質同類と言える。
外部リンク
けものフレンズR 非公式ウェブサイト…素材集や作品公開所の紹介等、2021/10/25をもって更新を終了。2023/05/13の時点でリンク切れ。