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概要

これまでに発行された五千紙幣は全3種類存在する。

C号券

1957年発行。表面は一万円札(1958年86年)と同じく聖徳太子だが、券の中央に描かれており、また券自体のサイズも小さくされている。

裏面は日本銀行本店本館。

1986年に発行停止されたが現在でも使用できる。

D号券

1984年発行。表面は新渡戸稲造太平洋を中心にした地球儀、裏面は本栖湖に映る逆さ富士

記番号は黒色→褐色と変更され、マイクロ文字、紫外線発光インキ等の偽札防止技術を使用。

視覚障碍者が判別できるように紙幣の左側下端に識別マーク(○が縦に二つ、点字の「」)が施されている。

E号券

2004年から発行、現在流通しているのはこれ。表面は樋口一葉、裏面は尾形光琳筆「燕子花図」。

このE号券では初めてホログラフが採用された。

視覚障碍者が判別できるように紙幣の下端の左右に、指触りで金種を識別するために凸凹の印刷で八角形が付けられている。

F号券

2024年から発行予定。津田梅子が肖像画に描かれている。

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五千円札の編集履歴2021/02/15 14:38:27 版