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国内サッカーの編集履歴

2021-02-20 00:38:42 バージョン

国内サッカー

こくないさっかー

日本国内のサッカーの総称。主に男子サッカーの第1種区分(後述)に関することついて呼称される。

特徴

日本国内の場合はJFAが定めた以下で述べる「チーム登録種別」によって、そのチームが参加できる大会が決められる。


男子サッカー

  • 第1種

年齢に関する制限のないチームを指すが、大体が満18歳以上で構成されるチームである。プロチーム、社会人チーム、大学や専門学校などの学生チームが該当。

プロチームのみが参加できる大会は、リーグ戦だとJリーグ、カップ戦だとJリーグカップ・アジアチャンピオンズリーグ・クラブワールドカップなど。カップ戦はJリーグ在籍であることが基本条件となっている。

プロチームのみならず社会人チームや学生チームも参加できる大会は、リーグ戦だとJリーグの下位に位置するJFL地域リーグ・都道府県リーグ、カップ戦だと天皇杯JFA全日本サッカー選手権大会・全国社会人サッカー選手権大会・全国クラブチームサッカー選手権大会など。

社会人チームのみや学生チームのみが参加できる大会も勿論ある。

  • 第2種

18歳以下で構成されるチームを指す。所謂U-18。高校サッカー部は勿論のこと、Jリーグクラブ、JFLクラブ以下の下位リーグに所属しているクラブ、トップチームを持たないクラブといった各々のユースチームも該当する。ユースチームの中には「クラブ名称+ユース」ではなく「クラブ名称+U-18」と名乗ったりするチームもある。

高校サッカー部のみが参加できる大会は主に夏のインターハイ(全国高等学校総合体育大会サッカー競技大会)と冬の高校サッカー選手権大会である。

クラブユースチームのみが参加できる大会は主に夏の日本クラブユースサッカー選手権大会(※U-18部門)と冬のJリーグユースカップである。

そして、両者共通の大会が高円宮杯U-18リーグであり、最高峰カテゴリであるプレミアリーグの東部地区または西部地区を制したものが進出できるチャンピオンシップでの優勝が、両者それぞれにおける国内3大タイトルの1つとなっており、当然3大タイトルの中での格は一番上となる。

かつてはスケジュールが厳しくなるまでは天皇杯の出場参加資格が与えられていた。

  • 第3種

15歳以下で構成されるチームを指す。所謂U-15。中学校サッカー部とは勿論のこと、Jリーグクラブ、JFLクラブ以下の下位リーグに所属しているクラブ、トップチームを持たないクラブといった各々のジュニアユースチーム(※「Jr.ユースチーム」とも表記される)も該当する。ジュニアユースチームの中には「クラブ名称+ジュニアユース」ではなく「クラブ名称+U-15」と名乗ったりするチームもある。

中学校サッカー部のみが参加できる大会は主に全国中学校サッカー大会(※全国中学校体育大会のサッカー競技種目)である。

クラブジュニアユースチームが参加できる大会は主に日本クラブユースサッカー選手権大会(※U-15部門)である。

そして、両者共通の大会が高円宮杯JFA全日本U-15サッカー選手権大会であり、両者それぞれにおける国内2大タイトルの1つとなっている。この大会には実質1次予選を兼ねていると高円宮杯U-15リーグの最上位カテゴリである9つの地域リーグのいずれかで上位入賞するか、実質2次予選である大会そのものの地域予選を勝ち抜くと出場できるようになっている。

なお、第3種では女子選手の出場が認められている。(後述)

  • 第4種

12歳以下で構成されるチームを指す。所謂U-12。小学校サッカー部や社会教育団体(スポーツ少年団)、Jリーグクラブ、JFLクラブ以下の下位リーグに所属しているクラブ、トップチームを持たないクラブといった各々のジュニアチーム(※「Jr.チーム」とも表記される)も該当する。ジュニアユースチームの中には「クラブ名称+ジュニア」ではなく「クラブ名称+U-12」と名乗ったりするチームもある。

第4種ではチーム形態に合わせて指定される大会がほとんど見当たらず、全国大会でも12歳以下で構成されるチームであればほとんどのチームが参加できるようになっている。

第4種が出場できる大会の中には、年間のU-12世界一を決める大会である『ダノンネーションズカップ』の日本予選もあるが、過去に実際に世界一にまでなった日本のチームが1チームだけ出たことがある(※2014年度大会)。(しかも世界一になったチームというのが、JリーグクラブのジュニアチームではなくJFLクラブのジュニアチームであった。)

なお、第4種では女子選手の出場が認められている。(後述)


女子サッカー

女子に関しては区分が無い。そのため、リーグ戦でも同じカテゴリにプロチームや社会人チームが居る中で高校チームやユースチームが居ることもある。なお、区分が無いことに一切関係なく、トップチームとは別にユースチームなどの下部組織を持っているクラブもある。

また、女子の競技人口が少ない故に女子の大会も比例して少ない為、女子選手の試合出場の機会を増加させようと、男子の第3種と第4種の大会には女子選手の出場が認められている措置が採られている。

2021年度から開催されるWEリーグはプロリーグであるため、プロチーム以外は参加資格が与えられないが、その下位リーグとなるなでしこリーグ以下のリーグに参加条件の変更はない。

なお、皇后杯JFA全日本女子サッカー選手権大会は全チーム共通で参加可能な大会である。


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