CV:茅野愛衣
概要
行方不明になった友人・冴月を探して裏世界を探索する、四ツ谷の大学に通う大学生(専攻は英文学)。長い金髪をなびかせる、紙越空魚いわく「めちゃめちゃ美女」。裏世界で身動きが取れずに溺死しかけていた空魚を助けた命の恩人であり、その言動でこれでもかと振り回す厄介な相棒。銃器の扱いに馴れており、空魚に語ったところによれば海外で訓練したらしい。
いたってポジティブで楽観的だが、性急に他人との距離感を詰めては敬遠されてしまう癖のある性格で、冴月や空魚以外の友人はいないらしい。家庭教師だった冴月に連れられて裏世界に出入りするようになり、彼女の失踪を知って単身での捜索を繰り返していた向こう見ず。冴月の捜索を最優先しているため、報酬目当てに付き合ってくれているものと認識している空魚の胸中を無自覚に搔き乱している。また、裏世界から戻ったらほぼ毎回居酒屋にて、空魚とともに打ち上げを行う。
「くねくね」を分析する代償に侵食を受ける空魚を助けようと素手で接触した影響で、左手首から先が青く透明になり、裏世界の存在をつかみ取る力をもった。
カナダ生まれで、母親が特殊部隊「JTF-2」に在籍していた軍人。小さいうちから色々と教わっていた様子。
また、母親は「お母さん」と「ママ」の二人がいたらしいが、家族は飛行機事故で失っている。
誕生日は6月6日。好きな食べ物は「肉」。
嫌いな食べ物は、「漬物」。
好きな暇つぶしは「ランニング」、ひそかな夢は「誰かと暮らしたい」。
青い左手
空魚の右目同様に、くねくねの件で左手首に影響が出て、透明になってしまった。そのため、普段は手袋をはめて、周囲から見られないように隠している。
この左手は、空魚の右目同様に、裏世界の怪異そのものを「つかみ取る」事が可能。また、空魚の目で発見し認識したゲートを、鳥子の左手で掴む事で開き、表世界へと戻るという事も可能となる。
呪いや声、信仰心といった、空魚の右目が感知したものならば、形無きものであってもつかみ取る事が可能。ただし、鳥子自身は感知ができないため「空魚が見て、鳥子の手を借りて目標に触れさせ、『触れたものを掴んで』と言われた物を掴む」といったやり方で行っている。