CV:松原大典(閃の軌跡Ⅱ)
概要
トールズ士官学院の旧校舎最下層に眠っていた、《灰の騎神》と呼ばれる機械人形。いつ製造されたものか不明だが、鉱物と陶器の中間のような材質で造られている。
自らの意志を持ち、旧校舎に仕掛けられていた試練をクリアしたリィンの内なる力と呼応し、起動者(ライザー)と呼ばれるパイロットと認め契約し起動する。機体の操作方法は彼が起動者となった時点で刷り込まれた。
人間と同じように稼働し、起動者の戦闘技術をそのままトレースする。飛行も可能。霊力(マナ)をエネルギー源としており、これを使い果たすと回復のため休眠状態になる。ただし当初は武器を持っておらず、初戦ではリィンが習得していた八葉一刀流の「無手」と呼ばれる格闘戦術で戦い、トリスタの街に攻めてきた隊長用の機甲兵を撃破。その後は敵が持っていた機甲兵用ブレードを渡されてオルディーネとの一騎打ちに挑む。
続編『閃の軌跡Ⅱ』にも引き続き登場。リィン以外のⅦ組メンバーも準契約者と認識しており、散り散りになった彼らの居場所を特定したほか、「精霊の道」と呼ばれる場所限定のワープ能力で序盤の移動手段となった。また、サポートを行うパートナーキャラとの連携で特殊なアーツや「協力技」という必殺技が使えるようになる。
相変わらず敵から奪った機甲兵用ブレードを使っていたが、終盤では戦闘効率向上のためリィンのものと同じ太刀を制作し武器とする事になる。
作中の数百年前にあたる獅子戦役ではトールズ士官学校の創設者で獅子心皇帝ドライケルス・ライゼ・アルノール皇帝(当時は皇太子)が起動者だった。
形態
第二形態
ヴァリマールが暴走したリィンの鬼の力によって変貌した姿。
真ヴァリマール
他の騎神との相克を経てヴァリマールが進化した姿。