BAMBOOBLADEB
ばんぶーぶれーどぼーいず
概要
ガンガン系列の青年誌「ヤングガンガン」にて連載されていた同作者が原作の『BAMBOO BLADE』のスピンオフ作品であり、時系列や世界観は同一という位置づけにある。その証明として、前作の主要人物の一人「千葉紀梨乃」が舞台となっている飛鈴中剣道部の部長を務めていた過去、中盤から登場する天応中剣道部の理論派・佐藤将太郎は『BAMBOO BLADE』に登場した末野将子の実弟である事実が判明している。
作中時系列上では『B』がわずかに先に始まっており、単行本第11巻で、『BAMBOO BLADE』で扱った期間を全て飲み込む形になった。
『B』とはBOYSの略称であり、作者曰く前作は『A(=アトミックファイヤーブレード=川添珠姫)』としている。なお、2013年5月より「ビッグガンガン」にて、関連作品である『BAMBOO BLADE C』の連載が始まったが、『C』の意味は現時点では判然としていない。
前作同様に女の子が主人公となっているものの、元々は『BAMBOO BLADE』単行本9巻掲載分のエピソード執筆中に着想を得たものであり、【他の主役格は男子】【連載が少年誌】【年齢層が中学生】など、こうした部分は当初からの構想を貫いている。
ストーリー
大城戸優は春から新中学生として飛鈴中学に入学する。
中学生とは思えない大人びた体格ゆえに、あらゆる運動部から引く手数多な彼女だが、運動部に入るつもりは一切なく、そのまま調理部へ入部することとなる。
一方、かつて名門と謳われた剣道部は、時代の波にあおられて男子剣道部と女子剣道部を併合することとなり、ちょっとした騒動の渦中にあった。そんな中、調理部の先輩である川上硯梨が女子剣道部を兼部していたことから、優に思わぬ出来事が降りかかる。
そして、物語は徐々に幕を開けていく・・・。