概要
身喰らう蛇の蛇の使徒第七柱《鋼の聖女》アリアンロード直属の鉄機隊に所属する隊士。
蠱惑的な雰囲気を放つ妖艶な女性で、デュバリィとアイネスより1つ年上。魔弓の二つ名通り、弓を獲物にしているが、戦闘時には敢えて相手の間合いに入る騎士道精神を持つ。
三人の中では大人の余裕も持ち合わせるような女性で、アイネスと共にデュバリィをからかうこともある。
過去
かつては悪魔を崇拝して異能を生み出す研究をしていたD∴G教団の被検体であった。しかし、彼女は特務支援課のティオ・プラトーや同じ結社の殲滅天使のように誘拐されたわけではなく、両親によって被検体として売り渡されたのである。
詳細は不明だが、ティオとレン同様の地獄の中で魔弓の能力を獲得していた。そのさなか、教団のロッジを襲撃したアリアンロードとデュバリィに敗れ、死を受け入れようともした。
が、アリアンロードは『せめて世界をその目で見る』様に諭した。エンネアはこの時、初めて自分が人として生まれ変わることが出来たと実感したのである。