概要
道符「タオ胎動」とは、霍青娥(青娥娘々)のスペルカード(必殺技)。
東方神霊廟Stage 4ボス戦で使用する。
青娥の部下であるキョンシー宮古芳香を背後に従え、二人で水色の曲がりレーザー&白色のホーミング弾のセット弾幕を、それぞれ発射する形式となっている。
overdrive版に、パワーアップ版『道符「TAO胎動 ~道~」』が存在する。
名前の由来は、実在するアーケード用格闘ゲーム『タオ体道』及びファミコン用ソフト『TAO ~道~』。
「タオ」とは道教における中心概念で、不滅の心理を指す。仙人はこれを体現した者だとされる。
「胎動」は胎児が動く行為を意味する。当スペカにおいては人間から邪仙に生まれ変わった霍青娥を指しているものと思われる。
このスペルカードが発動すると宮古芳香は後ろに下がり 霊などを憑依されていないはずなのに彼女と全く同じ弾幕を使い始める。
おそらく元ネタは内丹術だと思われる。内丹術は存思(道教で言う瞑想の事)を行い精神を集中し、気を練り上げ 陽神と呼ばれる気で出来た自身の分身の胎児を作り上げ 体内で育成し十分育ったら頭頂部から出産する。これは物理的に出しているのではなくスタンドを出しているようなものとイメージすればいい。この陽神は気で作った物質化した肉体である。
参考リンク→(陽神出産の図)
この陽神を出したり 入れたりして更に存思で気を練り上げ存在を強固にし 自分が使いこなせるようになれば道(タオ)の境地に辿り着け 徐々に自身の肉体もこの陽神と同じレベルに引き上げ最後には一体化すれば不老不死の肉体を得ることができる。
老人仙人のおでこが異様に大きいのはこの内丹術の技法を使いおでこに陽気を集め自身の次の予備を作りそこに入れているからと言われている。