概要
『月とライカと吸血姫』とは、ガガガ文庫(小学館)から刊行されているライトノベルである。
2021年、TVアニメ化が進行している。
架空の超大国間の宇宙開発競争の最中、有人飛行実験のために連れられた吸血鬼の少女と、ある理由から宇宙飛行士候補を落第した青年の二人が、共に宇宙を目指していく。
ストーリー
人類史上初の宇宙飛行士は、吸血鬼の少女だった――
世界大戦の終結後、世界を二分する超大国、東のツィルニトラ共和国連邦、西のアーナック連合王国は、その領土的野心を宇宙 へと向けた。両国は熾烈な開発競争を繰り広げ、そして今――
東歴1960年。共和国連邦最高指導者ゲルギエフは、成功すれば人類初の快挙となる有人宇宙飛行計画『ミェチタ(夢)計画』を発令する。そんな折、宇宙飛行士候補生の補欠、レフ・レプスは、ある極秘任務を命じられる。
『ノスフェラトゥ計画』――有人飛行に先立つ実験として吸血鬼を飛ばす計画――その実験体、イリナ・ルミネスクを24時間監視し、訓練で鍛えろというのだ。レフとイリナ、人間と吸血鬼、監視役と実験体――種族の壁や国家のエゴに翻弄されながらも、宇宙への純粋な想いを共有し、2人は共に宇宙を目指すこととなる。
スタッフ
監督 | 横山彰利 |
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シリーズ構成 | 牧野圭祐 |
キャラクターデザイン | 加藤裕美 |
美術監督 | 金子雄司 |
制作 | アルボアニメーション |
登場人物
- イリナ・ルミネスク(CV:林原めぐみ)
宇宙飛行の実験体となる主人公の吸血鬼の少女
- レフ・レプス(CV:内山昂輝)
イリナを訓練する青年、