松浦景子
まつうらけいこ
概要
聖母被昇天学院小・中・高等学校(小学校は一度転校したと本人が発言)、大阪芸術大学芸術学科舞踊コース卒業。大学ではコースの首席で卒業している。
自身を「バレリーナ芸人」と称し、バレエにまつわるあるあるネタや身体能力を活かしたネタを披露している。
3歳からクラシックバレエを習い、数々のコンクールや大会で優秀な成績を収めてきた実力者。
2015年に「金の卵オーディション」に合格し、吉本新喜劇所属となる。
新喜劇1年目に「自分にはインパクトが足りない」考え、第3回座間全国舞踊コンクールに出場。見事クラシックバレエ部門シニアの部で一位となった。ここから「(元)日本一のバレリーナ芸人」と名乗ることもある。
新喜劇では入団からわずか4ヶ月でヒロイン役を演じ、現在はマドンナ(ヒロイン役をメインで担当する女性団員)のポジションにある。
2017年に出場した『細かすぎて伝わらないモノマネ選手権』(フジテレビ)で話題となり、全国的な知名度を得る。
同年、「けっけチャンネル」を開設し、YouTube上でも活動している。「けっけ」は自身の愛称にちなむ。
2020年にはテレビアニメ『まえせつ!』8話にて、本人役で声優として出演した。
吉本内のオーディションで出演権を獲得しており、オーディションの内容は「15分間のモノボケ」であったという。
2021年4月15日に、これまでYouTubeやTikTokなどで披露してきた「バレエあるある」ネタをまとめた『松浦景子のバレエあるある』が出版される予定である。
人物
幼少期からバレエの英才教育を受け、かなり特殊な環境で育った。
具体的なエピソードとしては
- (体型維持のため)炭水化物を食べなかったので家に炊飯器がない
- (同じく体型維持のため)学生時代のお弁当は寒天にきな粉をかけただけのもの
- ラーメンを初めて食べたのは21歳のとき(新喜劇に入ってから)で、天下一品に行った。新喜劇内のルールに「新人は一番最後に注文して、一番最初に食べ終わる」というのがあるが、少食な上初めて食べたことから一番時間がかかった
- 実家はレッスンに特化した作りに改装されており、リビングやダイニングは実質存在しない
などがある。
もともと家族でお笑い好きであり、本人もいつかお笑いもできたらと考えていた。
お笑いの道に進もうと思ったのは、病気で入院し、お笑い番組などを一切見なくなった父が新喜劇だけは笑って見ていたことから。その後父は闘病の末亡くなったが、死の一週間後にオーディションがあったので「運命だ」と感じてオーディションを受けたという。
新喜劇メンバーからは可愛がられており、島田珠世らとも仲が良い。