アデル・アイン
あでるあいん
CV:ゆかな
概要
腕利きの傭兵で、学者エルヴィスに雇われて彼のアスタリスク集めの旅に同行している。
旅の最中でハルシオニアにてセスとグローリアと出会い、行動を共にすることになる。年齢は定かではないが、エルヴィス以外は一行は皆20代らしい。
エクシラント大陸の者であるが、出身地は不明。
本作の食い意地がはってるキャラでもある。
自らも料理を得意といい(本人談)、特に煮込み料理が得意らしいがその話しぶりからして少々大雑把な調理法のようだ(味は不明)。
戦闘では、傭兵と言うだけあって一行の中では参入当初から他の三人より初期レベルが高め。序盤で入手できるジョブ「モンク」が容姿かれこれ様になっており、プレイヤーからも好評のようである。
一行の中では行き先へ先陣を切るような明るさでパーティを引っ張っていくが、後に彼女自身の旅の理由はいなくなった姉を探すためだという事が判明する。
物語を通して旅を続ける中で、彼女にはある秘密が隠されているようだが…?
事の真相(ネタバレ注意)
???「ここから先は物語の根幹に触れる内容が含まれているわよ?」
1章のサブイベントでエルヴィスとの馴れ初めが語られた際、自分の身分を「傭兵」と誤魔化している節が見られていた。
3章中盤、旧知のマルファや神竜ゴードリィル及びその子竜ゴアメルの依頼で妖精狩りを止めるべく調査に乗り出していた際、マルファがドモヴォイによって神判にかけられてしまう。崖から落とされる彼女を助けるべく、自ら身を投げると羽の生えた姿に変化し、マルファの手を取って助け出した。
そう、彼女の正体は妖精だったのである。
現場の混乱に乗じて脱出した一行にその目的を語る。
アデルを含む妖精は結界を張った隠れ里マグ・メルで暮らしており、外界に出たり、妖精であることを明かすのは掟で禁止されていた。
ある時姉が出奔し、彼女も姉を連れ戻すため後を追って出奔してしまったのであった。
アスタリスクが元々妖精のものであったことも知っているアデルは人間界で姉を探すうち、アスタリスクを渡しまわっている女性がいることを聞きつけ、それが姉に違いないと確信。アスタリスクを集めていたエルヴィスのもとに身を寄せて手がかりを探す旅を続けるうち、セスとグローリアと出会うことになる。
そしてドモヴォイと対峙し、ドモヴォイを強く非難するアデルに火のクリスタルが啓示を与える。その中で妖精王も50年前に啓示を受けていたことと、姉がヤミノヒトミを復活させようとしていることを告げられ、光の戦士として仲間と一緒に旅を続け、姉のもとに導いてその野望を止めることを改めて決心する。
余談
先述のサブクエストの会話で勘のいい人は早い段階でアデルの正体に気付いた方が少なからずいたと思われる。
「妖精」のキーワードで前作までプレイした人達は恐らく凶悪な存在を彷彿させたであろう。BD2は前作までとは繋がりが無い作品とされている為、今作の妖精族はそれまでの存在とは全く別の種族だと思われる。
また、妖精のデザインについてもBDシリーズの妖精達の中には見られなかった6枚翅をもっており、アデルのデザイン元はモルフォチョウとの事(アートブックより)。
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ナーム…中の人&妖精繋がり。ゆかな氏は他の作品でも何度か妖精役をしている。