概要
TX-2000系とは、つくばエクスプレスが運用を行う通勤型電車である。同線で使用しているTX-1000系電車と同一の設計であるが、交流電化の区間でも運転できるように、交直流電車となっている。2003年3月に試作車1本が製造され、翌年1月から7月までに6両編成15本が製造された。その翌年の2005年につくばエクスプレスが運転開始すると同時に運行を開始した。その後、沿線の利用客増加に伴い2008年度に1時増備車4本、2012年度に2時増備車3本が製造された。
車両の解説
20mのアルミニウム合金製で、ダブルスキン構造を採用。側面に赤色の帯を入れている。基本の外観はTX-1000系と同じであるが、ナンバープレートが赤色に変更されている。1次増備車は、外観に変更点はないが、全面中央部にV字のスカーレットのラインを配している。
8両編成化工事
2030年までに、全車両が8両編成になる予定である。