概要
サリアに惚れており、彼女と仲の良いリンクを「妖精なし!」と呼んで意地悪をすることも。
デクの樹がゴーマの呪いによって命を落としてしまった時は、事情をよく知りもしないのに「どーすんだよ! オマエのせいだかんナ!!」とリンクを犯人扱いした。
大人リンクになって会いに行ってもリンクとは気づかず悪態を吐くのみ。森の神殿に続く道を通せんぼしており、サリアとの約束だからと通してくれない。しかしサリアの歌を聞かせると彼女と関りがある者として通してくれる。
ファントムガノンを倒した後で話し掛けると“リンク”に対して「イジワルしてごめん……」と伝えてほしいと頼まれる。
エンディングではロンロン牧場でキングゾーラの隣に座っており、ミドもまたリンクと同じようにコキリの森を旅立ったことが窺える(森の賢者の力によってコキリ族は森から出られるようになっている)。
漫画版
姫川明の漫画版では振る舞いが改善されており、リンクとはケンカ友達で友情を持っていることが示唆されている。やはりサリアに対する想いは強く、りんくにたいして「サリアは渡さないからな!」と言っている。
リンクが眠っている隙に家の前に落とし穴を作るなど陰湿なイタズラをしようとしたが、途中でリンクが起きてしまったため落とし穴の下にいた自分が潰されてしまった。
ゴーマ討伐に向かう際はコキリの剣を持ち出すが、ゴーマの迫力にすっかりビビってしまい固まってしまう。危ないところをリンクに助けられるが、今度はリンクが窮地に陥る。ミドは泣き叫びながらも石を投げつけ、それがゴーマの目に当たったことで弱点が判明。リンクに勝機をもたらした。
デクの樹が亡くなった時はコキリ族みんなで看取っているためリンクを犯人を扱いしなかった。
その時にリンクからコキリの剣を貸すように頼まれ、木を削り取ってデクの盾が作られた。
旅立つリンクがコキリの剣を返却しようとすると、「こんなもんくれてやるよ!」と押し付ける形を取りながらも餞別として譲渡し、「もう帰ってくんな!」と泣きながら言い、リンクも彼の本心を汲んで笑顔を見せた。
大人になったリンクがコキリの森を訪ねた時は、帰って来ないリンクに怒りを見せながらも心配していた。
リンクの正体には気づいていないが狼に襲われていたところを助けられたことから「アニキ」と呼び慕うようになり、森の神殿まで同行する。
ファントムガノンに苦戦するリンクに対し、たまたま見つけた妖精の弓矢を投げ渡して正気をもたらした。
直後に気絶してしまったため、リンクとサリアの会話は聞いておらず“アニキ”の正体を知ることは最後までなかった。
最終話では、リンクがガノンドロフを倒して戻った過去の世界で、リンクの帰りを待っている様子を見せていた(リンクはゼルダ姫と再会後、ナビィを探す旅に出たが、その前に森に戻ったのか、戻らずに旅に出たのかは不明)。
本編の前日譚を描いた番外編ではメインキャラクターとして登場。
劇で王子様役になってお姫様のサリアとイイ感じになろうとしたが、王子はリンクに決まってしまう。僻んだミドは、リンクが劇で使うお面を隠してしまった。しかしサリアに難詰されたことで白状するが、お面は既にスタルキッドが持ち去った後だった。
怒ったリンクと取っ組み合いとなり、ミドは「変なんだよおまえは。同じコキリ族って気がしないぜ」と言い放つ。ムキになったリンクは森の奥にいる怪物を倒すことで一人前だと証明しようとする。更にはサリアも心配して後を追い掛ける。
スタルキッドはデクの樹のライバルを名乗るバグの樹の手下だった。リンクとの戦いを通して改心したスタルキッドだが、バグの樹は裏切りを許さずスタルキッドを痛めつける。
森の魔物たちに囲まれ絶体絶命のリンクとサリアだったが、そこへ取り巻きを連れたミドが駆け付けバグの樹に蹴りを喰らわせる。
その際の衝撃でバグの樹の魔力の源であった虫型の魔物(?)が外に飛び出し、ミドがたまたま踏み潰してしまった。結果、バグの樹は力を失ってただの木に戻り、魔物たちも姿を消した。
まさかの黒幕をミドが倒すという大活躍を果たすこととなった(ミドたちが何が起きたのはさっぱりだったが)。そしてリンクを助けたことで和解を迎えた。
関連タグ
リンクの冒険:名前の由来になったと思われるミドの街が登場する。6賢者たちはインパを覗いてリンクの冒険の街から名前を取られている。
バド(ゼルダの伝説):ミドのセルフオマージュと思しきキャラクター。恋のライバルだが後に親友となる。