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ルト姫

るとひめ

ルト姫とは、『ゼルダの伝説 時のオカリナ』に登場するキャラクター。ゾーラ族の姫。
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概要編集

CV:水沢潤(『ゼルダの伝説 時のオカリナ』)/中上育実(『ゼルダ無双』)


ゾーラ川の上流にある「ゾーラの里」に住まうゾーラ族の姫。

一人娘のため父・キングゾーラから溺愛されている。


一人称は「わらわ」で、古風なお姫様口調を用いる。稀に語尾に「ゾラ」と付けることも。

性格はおてんばでわがままだが、根は素直。本作発売当時はまだそんな用語こそなかったが、いわゆるツンデレ


ゼルダの伝説 時のオカリナ』ではほかのゾーラ族と同様に何も身に着けていないの状態だが、『ゼルダの伝説 時のオカリナ3D』では下着のようなものを身に着けているように見えるデザインに変更された。


pixivでのタグ表記は「ルト」の場合もあるが、他のキャラクターとの混同を避けるためか「ルト姫」の使用率が高め。


作中での活躍編集

ゾーラ族の守り神であるジャブジャブ様に飲み込まれてしまったところをリンクに助けられるが、母の形見である精霊石「ゾーラのサファイア」を紛失してしまい、リンクに半ば強引に捜索に協力させる。その後、自身の窮地を救ったリンクを気に入り、サファイアを彼に授ける。

ちなみにこの精霊石はゾーラ族に伝わる秘宝でもあり、彼女曰く「言わばゾーラのえんげーじりんぐ」ということだそうなので、これを贈るということはつまり……


なお、ダンジョン内ではルト姫を持ち上げて移動することになるのだが、ダンジョン攻略の都合上スイッチを押すための重しに使われたり、敵に投げつける武器にされたりする。しかもブーメラン(このダンジョンの中盤で入手できる武器)でないと通常は倒せない敵にもダメージを与えられるので、「一応攻撃にも使える」どころの話ではなく、一つの武器として普通に有用

……こんな扱いを受けてよくリンクを気に入ったものである。


7年後の世界ではわがままな性格は鳴りを潜め、肉体的にも精神的にも大きく成長している。


センシティブな作品


子供時代に(ほぼ一方的だが)リンクと婚約した事もしっかり覚えており、彼と再会した時には自身の事を「そなたのフィアンセ」と称している。

水の神殿のボス・モーファによってゾーラの里が凍りついてしまい、呪いを解くべく単身立ち向かうが消息不明となる。リンクがモーファを倒した後に水の賢者としてリンクの前に姿を現す。褒美として永遠の愛を与えると告げるが、今は賢者としての使命が大事だとして引き下がった。そしてゼルダ姫は生きているはずだと伝え、リンクを励ました。


ゼルダ無双編集

『ゼルダ無双』では『時のオカリナ』の大人時の姿で、中身の設定もほぼ流用している。魔法の力によって水を自由に使役して戦う。ピンチのところを助けると「そなた、わらわのために……」と照れた様子を見せる。

ストーリーではゼルダ姫の偽物に操られたダルニアに囚われていたが、インパたちに救出されたことでダルニアと共に仲間となった。残念ながらレジェンドモード(メインストーリー)内では操作キャラにはならない。ゼルダを操作キャラに選んだ場合、彼女の役回りはルト姫が行うことになる(ラスボスとの最終決戦でリンクに光の弓矢を授ける)。


小ネタ編集

続編『ゼルダの伝説 ムジュラの仮面』には、彼女に容姿がよく似たゾーラ族の歌姫・ルルが登場している。


ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド』では、同じくゾーラ族の姫君であるミファーの日記に「かつてハイリア人の剣士に恋をしたゾーラ族の姫」の話が記載されている。『ブレスオブザワイルド』直接の続編である『ゼルダの伝説 ティアーズオブザキングダム』では、ミファーの弟で王子(からの次期王)であるシドが作った石碑の一つに先祖の「ルト姫」という名前とともに、“おてんば”など本ルト姫と多くが一致する特徴についても記されている。


大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』ではゾーラ族+ショコラ姫で召喚可能。スロット3のACE級なのはいいが追加効果の「水攻撃強化」がリンクはおろかほとんどのファイターと合わないのが残念。


時のオカリナ百科での解説編集

周囲の者たちはルトを“ワガママ”と評するが、その表現は正確とは言えない。

幼少からイエスマンに囲まれたルトは、自分の願いは必ず実現するという考えがあった。肯定も否定も決定権は自分にあり、どちらを選んでもその通りになる。そして人々はその結果を喜んで感謝する。それがゾーラの姫君が見て来た世界なのだ。

こどもリンクに告白したのも絶対に受け入れられるという自信があったからである。相手にも決定権があるとは微塵も思わなかったゆえの自信だが、おかげでこどもリンクは精霊石を手に入れられたわけである。


姫川明作の漫画版での特徴編集

原作では「父にはナイショ」ということにしてリンクにサファイアを渡したが、こちらでは父親と婚約者に「もう渡しちゃったゾラ」と告げて愕然とさせている(婚約者に至っては泡を吹いて気絶までしていた)。

後に水の神殿に乗り込む際にリンクと合流し共にモーファと戦った。


関連動画編集


関連イラスト編集

センシティブな作品思ったよりかっこよかったぞ

センシティブな作品センシティブな作品

センシティブな作品センシティブな作品


別名・表記ゆれ編集

ルト


関連タグ編集

ゼルダの伝説 時のオカリナ ゼルダ無双

ゾーラ お姫様 王女 のじゃロリ ツンデレ


マキ・ア・ルージュ:『ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド』および『ゼルダ無双 厄災の黙示録』の登場人物。のじゃロリ属性、リンクと協力して巨大な存在に取り付いたボスに立ち向かうなど役回りが似ている。また普段は自信ありげに振る舞いながらも内心では不安やコンプレックスを抱えているなど性格面でも類似点がある。

リンクの冒険:六賢者の名前はインパを除いて全員がこの作品に登場する町の名前からきている。

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