概要
2019年2月より配信開始。ニンテンドースイッチのオンライン99人同時対戦であり、同時対戦では最大規模を誇る。ただし、Nintendo Switch Onlineに加入しないとプレイできない。追加コンテンツを購入することで従来のテトリスである「マラソン」等で遊ぶ事ができる。こちらはOnline未加入でも購入すればプレイできる。
日替わりのミッションを達成するとロックされているスキンを解放するのに必要なチケット(15必要)がお題一つにつき1枚貰え、追加コンテンツを購入するとさらにミッションが増える。
スキンはデザインが変わるだけではなくBGMやSEも変わる。さらに他の作品のスキンも配布されている。
本作の特徴
本作は最後の一人になるまで対戦が続くバトルロイヤル形式であり、お邪魔テトリミノを相手フィールドに送り込むことで対戦相手を「攻撃」することが可能なため、攻撃態勢が整いだす中盤以降ともなると脱落者が出まくるのはザラである。他のプレイヤーをKOすると「バッジ」が貯まり、攻撃の際にお邪魔テトリミノを送れる数が増えるようになっていく為、いかにKOしてバッジを貯めて後半戦(残り人数50人以下~最後の1人)で勝負を決めるかがミソとなる。残り人数が一桁になると落下速度が最大になる為、ちょっとのミスでさえも命取りとなる。
ちなみに、対戦中は4つの「作戦」を自由に切り替えることができ、瀕死の対戦相手を優先的に狙ったり、自分を狙っている相手に対して強力なカウンターを仕掛けたりと、攻撃の目標とパターンをある程度切り替えることができる(個別にターゲットを指定することも可能)が、それぞれに一長一短があるため状況に応じて「作戦」を都度切り替えることは生き残る上で重要なテクニックとなっている。
なお、最終的な勝者である最後の一人は「テト1」と呼ばれる(※)。
99人とかなりの大人数による対戦に加え、誰が誰を狙っているかは対戦中はわからない仕様になっているほか、(多少の運にももちろん左右されるが)最終的には「己のテトリスの腕前」こそがものをいうシステムであるため、プレイヤー間のイザコザが起こりにくく、また脱落者はすぐに次のマッチングに移行できる(もちろん他の対戦中プレイヤーをそのまま観戦することも可能)ので、オンライン対戦ゲームにありがちな殺伐とした空気やプレイヤーのストレスもたまりにくく、初心者に対する敷居も決して高くはない。有利な状況と運さえあれば「テト1」になる可能性は0ではないのである。
オンライン対戦ゆえにたまにイベントが開催される事があり、テトリス99をプレイして100ポイントを貯めてイベント限定スキンを入手する事ができる。テト1を達成すると一気に100ポイント貰える為同時にスキンが貰えるという優勝賞品でもある。なお、イベント期間は一律専用スキンに変わるので自分が選択しているスキンはその時は設定不可能。
このオンラインマッチングのバトルロイヤルで1度でもテト1になると、VIP部屋のマッチングが可能になる。こちらはスタート時点でテトリミノの落下速度が非常に速く設定されており、残り10人以下になるとスキンに関係なく背景が専用のものに変化し、ゲームシステムはなんとテトリミノが最初から地に接している通称20G仕様になる。
本作の開発をARIKAが手掛けたというだけあって、バトルロイヤルに『テトリス ザ・グランドマスター』の要素がやってきたということになった。もちろんこれで戦える猛者も普通に居るため、色んな意味で恐ろしいものである。
※…PUBGの「ドン勝」が浸透してるせいでテトリス99の一位もドン勝と呼ばれる事があるが、公式ではあくまでテト1である。一時期は「ドン勝テトリス」と呼ばれていた。
関連イラスト
いや、そんなゲームじゃないから!
関連タグ
スーパースィープ:今作のサウンドを担当した
スーパーマリオブラザーズ35:スーパーマリオブラザーズでバトルロイヤル
コラボ関連
※五十音順