大滝吾郎
おおたきごろう
「ジェットジャガーだ。強ぇぜぇ？」
CV：高木渉
概要
何でも屋な町工場「オオタキファクトリー」の所長。社員からはおやっさんと呼ばれて親しまれている。
頭に鉢巻き、腹には腹巻を巻き下駄をはいた小柄な老年の男性で斜視気味。
会社にて巨大ロボ、ジェットジャガーを建造している。
数多くの特許を取得する世界的科学者だが、UFOや未確認生命体に目が無く近年は「地球を守る」活動に奔走している。
警察に連行された社員二名を迎えに行ったり、緊急事態に飛び出していったユンを呼び止めようとしたりと、陰謀論が絡まなければマトモな人格をしている。対人コミュニケーションに難のあるユンや筋トレに夢中になりがちな侍といった個性的な社員を決して見捨てず、深夜にファミレスに連れていく等面倒をよく見る場面も見られる。
だが少しでも宇宙人やら地底人やらが絡むと暴走してしまい、作中の台詞から裁判沙汰にまで発展するケースもあった模様。ジェットジャガーもそんな陰謀論の果てに宇宙人への対抗手段として私財を投じて建造したものである。
気取り屋な面もあるらしく、戦闘時には歌舞伎のように大見得を切ることもある。
しかし市民に対してジェットジャガーを一般公開して客を集める等の活動（地元貢献と称している）はしており、偏屈な老人とも異常事態に備える人格者とも評価できる不思議な人物といえる。
そして彼の陰謀論とそれに備えるために生み出したジェットジャガーは、怪獣という破局への対処に遺憾無く発揮されてしまうことになる。
常に何かと口喧しくてバイタリティも有り余っており、ジェットジャガーを駆り立てての戦いの中で骨を数本折ったにも拘わらず救急車に運ばれる中でも「どこも悪くない」と騒ぎ倒していたり、入院しても予定よりもずっと早く退院していた。
関連項目
伊吹吾郎…『ゴジラ対メガロ』におけるジェットジャガー開発者。吾郎繋がりでもあり、恐らくは名前の元ネタになったと思われる。
イナバ・コジロー:同じく対怪獣用の搭乗型ロボットを建造した面倒見の良いおじいちゃん。
