プロフィール
名前 | ソウルの師 (Soul Master)・ソウルの圧制者 (Soul Tyrant) |
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性別 | 男性 |
種族 | 不詳 |
テーマ曲 | 「ソウルの聖域」のボス用アレンジ(サントラ未収録) |
声 | William Pellen |
概要
かつてソウルの領域で行われた実験を取り仕切る研究者。
丸い身体にボロボロなマントを纏い、ブローチやサークレット真紅の飾りをつけている。
頭部には小さな角が付いているため、彼のファンからは猫に例えられることが多い。
ソウルの領域の奥に待ち構えている彼を倒せば、ひび割れた地面を壊せる魔法「破壊のダイブ」を手に入れる。
ソウルの師は汚染の対策としてムシの魂である銀色の液体「ソウル」を使って純粋なる精神を手に入れることを考え、同胞たちと共に実験に没頭した。
しかし実験の果てに多くの同胞たちは姿を扱え切れない量のソウルに歪めさせられ、多くのムシの命も失われ、そしてカタツムリの霊媒師(忘れられた交叉路の塚の伯父)も実験台にされた挙句犠牲となったのに、汚染対策という元の目的に関して結果は何一つ実らなかった。
やがて元の目的だった汚染対策を完全に見失い、師及びその同胞たちはソウルの力で永遠の命を手に入れようと目論むようになった。
数々の失敗の果てに蒼白なる王から直々に更なる研究を反対され、実験も禁じられてしまった。あの蒼白なる王から。
しかしなぜ研究に終止符を打たれたなど解せなかったソウルの師はついに精神が病んでしまい、蒼白なる王が己の力に嫉妬しているのだと思い込むことで自分の行いを正当化し、ソウルを吸収し続けて力と狂気を蓄えた。
そして彼はとうとう己の夢に酔い、感染されてしまったのだ。
最初こそ高貴な志を持っていた研究者は手を染め続けて自分を見失い、背景に繰り広げていた二つの「光」の争いに呑まれ、哀れな結末を迎えてしまったのである。
戦闘では体が大きいため当たり判定も大きく、その巨体をそのまま浮遊させて接近してきたり魔法弾を周りに出現させて攻撃するなどするが、総じて動きが他のボスと比べてもやや遅いため今までの感覚で行くと間違いなく大苦戦する。しかし真に恐ろしいのは第二形態が存在することに加え、彼を倒した報酬でもある『破壊のダイブ』の存在。ソウルの師が使う破壊のダイブは衝撃波を発生させることができ、フェイントも可能と非常に厄介な攻撃でありなおかつ技の出も速く、フェイントに引っかかった時のリカバリーはかなり難しい。この破壊のダイブは第一形態を倒した後の第二形態でも使用し、このダイブを乱用するフェーズと魔法弾を連続で発射するフェーズに大まかに分けられた攻撃を仕掛けてくる。第二形態のソウルの師は破壊のダイブを乱用しフェイントもあるが衝撃波が無くなっており、ダッシュによる回避が通用する様になっている。魔法弾も速度はさほど速くなく、着弾前にダッシュすれば十分回避が間に合うため、慣れれば非常に楽。魔法弾を撃ちまくっている時本体は全く動かないため、魔法弾の挙動に気を配れば好き放題切り刻むことも出来る。
余談だが第二形態のソウルの師と戦う場所は実験の犠牲になったムシ達と思われる大量の死体が散乱しており、ソウルの師にとどめを刺すのもその場所になるため、かつての目的を見失い暴走し狂気に呑まれ、完全に無駄死にに終わった死体の山にソウルの師自身も加わった結末は、見方によっては因果応報であったとも言える。
ソウルの師を倒し夢見の釘を手に入れた後は強化した「ソウルの圧制者」として再戦できる。
戦いの中で夢見の釘で打てば、夢に酔っていたことを感づきかけて混乱する台詞がある。
しかしソウルの圧制者を倒すとそんな自覚はさっぱり消えてしまい、永遠の命を手に入れたと自慢しながら自分の暴走を止めようとした王の悪口を言う。
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