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マグメルの編集履歴

2021-04-23 23:10:14 バージョン

マグメル

まぐめる

ここでは、『何もかもが上手くいくようになって最強の冒険者になった』の登場人物について説明する。

概要

《無杖》のスキルを持つ〝杖〟の聖女。

長い金髪青い瞳豊満な乳房が特徴の美女


曖昧さ回避

  1. ケルト神話に出てくる死者の国『マグ・メル』の表記ゆれ。
  2. 中国の漫画家・第年秒による漫画『群青のマグメル』。

人物

一人称は「私」。城塞都市オルグレンにて生を受けた。

丁寧で落ち着いたような言葉をしているが、感情的になる事もしばしば。


聖女であろうとする一人の女性


神秘的な輝きを放つ〝聖杖〟に選ばれた彼女は、聖女である事に誇りを持ち、日々人々の安寧のためにその役割を全うしている。これは「聖女として生まれ落ちた自分の生は、全てこの世に生きる人々の為のもの」という考えにあり、人々の希望である聖女として厳格に振舞っている。

その事もあってか、聖女でありながら自分の快楽のために生きている者に対しては嫌悪し、イグザの嫁(仮)である事を隠さない〝槍〟の聖女アルカディアに対して容赦なく言い放っている。


だがそれは「聖女として正しくあろう」とする為に色事といった「聖女にそぐわないもの」を自分の中から排除しており、マグメルの生き方は常日頃から自分を抑え込んで生きているのも同然であった。しかし彼女とて人の子であり、ましてや二十代位のうら若き女性。そんな人がひたすら我慢に我慢を重ねるのがどれだけ困難なのかは言うまでもなく、結果マグメルは人知れず大胆な下着を履くという人目につかない形で「聖女らしかぬ事をする」行為に目覚めてしまった

とはいえ、アルカディアによって周囲に下着を見られてしまったときは激怒して王座から立ち去ってしまった。


魔物による城塞都市オルグレンの侵攻が激化し、マグメルも含めた兵たちが防衛の為に戦線に趣いたが、強大な力を持つ聖女であれど無尽蔵に湧いてくる魔物との戦いで消耗し、聖杖に体重を預けなければ立つこともままならなくなった。

そのタイミングでワイバーンが迫って来るという絶体絶命の危機に陥る。今のマグメルではワイバーンを打ち落とす事も、その場から逃げ出す事も出来ない以上、最早これまでかと思ったその時、ある者の介入によって事なきを得た。アルカディアと共に行動したイグザである。


救世主によって変わっていった〝杖〟の聖女


イグザに助けられた事で騒然としながらも、マグメルは一人でなんとかしようとイグザを突き放そうとする。


イグザ「――いいから黙って俺の言うことを聞け! お前が必要なんだ!」

「……は、はい」


それに見かねたイグザに一喝された事で、傷ついた……のではなく、何かが変わり始めてきた。

さっきまでイグザにもトゲのある態度をとったマグメルが急にしおらしくなり、寧ろイグザに対して頬を染めていった

アルカディアから「潜在的にはMなのだ。恐らく押しにはめっぽう弱い」と評していたが、マグメルの反応を見るあたり、その言葉は的を射ているだろう。


ともあれ彼のサポートで回復したマグメルは、魔物の軍勢を退ける事に成功。イグザに「お前も俺に頼れ。聖女だからと全部一人で抱え込むな」と諭された結果、見事にデレたのであった。

あの一件で今まで我慢したものが一気に弾けてしまったのか元来の性格に戻ったらしく、聖女特権を行使してイグザとアルカディアと同じ宿の部屋に泊まるなど前とは打って変わって「欲望に忠実な聖女」と化した。


当然、マグメルを知るフレイルから驚かれたのは言わずもがな、アルカディアも恋敵の出現に機嫌を損ねてしまうが、そんなマグメルは何処吹く風と言わんばかりにイグザにベッタリとするわ、アルカディアに煽るような事を言うなどやりたい放題を見せる始末。

一方で砂漠地帯の熱気で疲弊した時は宿で休んでいる等、自分を抑圧するような行動は取らなくなった模様。


術技

  • サンライトヴァーミリオン

彼女が得意とする最上位光属性術技。

魔物の軍勢を焼き払うだけの威力を持つが、発動する度に体力を消耗するという欠点があった。

発動時は「穿ちなさい! 清浄なる光の牙――サンライトヴァーミリオン!」と叫ぶ必要がある。


  • グランドテンペストファング

風の女神トゥルボーから習得した風属性の術技。

吹き荒れる風の奔流で対象の身体を切り裂いていく。


スキル


人間関係

  • イグザ

出会った当初は不明だったが、大北壁防衛戦では一人で何とかしようと彼の助けを拒んでいった。

だが、上記のやり取りを経て彼に対して好意を全開にし、オルグレンの問題を解決した時は迷わず彼に同行していった。


  • アルカディア

聖具に選ばれた聖女。彼女に対して「不埒者」「汚れているだけのただの女」と罵倒し、オルグレンでの防衛戦でも共闘を拒むほど。

イグザとの関係を悪く言われたことに憤った彼女から仕返しと言わんばかりに派手な下着を見せびらかされてしまう。

一方でイグザと出会う前の自分を重ねていたのか、イグザに対してあるアドバイスをした。

その後は嫁として正妻の座をかけて張り合う関係に行き着いたが、〝汚れ〟に呑まれたテラを救う為に危険を顧みずに浄化をしたイグザに対してアルカディアと一緒に叱っていった。


  • フレイル

オルグレンの城主。マグメルとは知り合いと思われる。

厳格な彼女しか知らなかったらしく、見事なまでに変貌した姿を目の当たりにした時は別人を見たような反応をしたらしい。

一方で夫シーグルドを魔獣との戦いで亡くしたフレイルの心境を慮ってか自らがイグザやアルカディアにその事を説明していた。


余談

名前の由来はケルト神話に出てくる死者の国『マグ・メル』と思われる。

『何もかもが上手くいくようになって最強の冒険者になった』に登場する人物は楽園や理想郷に名前に入っている点が共通している。


イラストレーターであるマッパニナッタ氏からハレンチ聖女と言われてしまう。

……ちなみにこの作品における「聖女」とは聖具に選ばれた女性を指す言葉であるのだが。


関連タグ

何もかもが上手くいくようになって最強の冒険者になった

このおっぱいで聖女は無理でしょ

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