概要
一般的には小説『ベルトーチカ・チルドレン』の口絵8・9Pのνガンダムの事を指すと思われる。デザインは映画版のメカデザインを担当した出渕裕。この小説の漫画版では2007年のリファイン版に基づいたデザインに変更された。
詳細はHi-νガンダムを参照。
ベルトーチカ・チルドレンのνガンダムのデザインは、
8・9P目の口絵部分のイラストのみ劇場版のデザインと違っていた。
モノクロ印刷のため機体カラーは不明だが、シールドは水玉模様の迷彩塗装になっている。後のホビージャパンの立体化企画までは小説版νガンダムという扱いだった。
2006年末に、マスターグレードでHi-νガンダムを商品化する企画が発表され、公式設定化された。この時、出渕裕により淡い青と白を基調とし、銀色をアクセントにした機体色に、スマートな体型にリファインされた。マスターグレードでは、このリファイン版Hi-νを『ベルトーチカ・チルドレン』準拠の小説版νガンダムとして設定した。2014年に漫画版『ベルトーチカ・チルドレン』連載の際も、同様のデザインで登場。
但し、作中では「Hi-ν」とは呼ばれておらず、原作同様、単に「νガンダム」と呼ばれる。これは映画のνガンダムとデザイン違いだが同一機体扱いであるためで、お互いにパラレルの関係になっている。
余談
- 小説は表紙のみ、映画と同様のデザインの普通の白いνガンダムが描かれており、混乱しがちである。
- Hi-νガンダムのデザインはもう一つある。データコレクション掲載の紫と白(または青と白)基調のHi-νガンダムのデザインは、太めのマッシブな体型になっている。ファンネルがグラデーション塗装され、プロペラントタンクが長く太い。これは映画版νガンダムの強化発展機として解説されており、CCA-MSVに分類される。
