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ボクと魔女の時間の編集履歴

2011-12-19 22:44:29 バージョン

ボクと魔女の時間

ぼくとまじょのじかん

ボクと魔女の時間とは、アラカワシンによる学園ファンタジー漫画。 ジャンプSQ.2011年5・6月合併号より連載。 話数単位は「○時間目」。

あらすじ


占い好きの高校生、綴エンジ(つづりえんじ)は人生の一番のハッピーデーにトラックに撥ねられ死んでしまう。しかし、「紅緋の魔女(べにひのまじょ)」と呼ばれる少女、白雨(はくう)によって生き返ることが出来た。だが、その身体は元々化け物用の体であり、白雨が5年と1億の月日と金を費やしていたもので、エンジは白雨の下僕として裏生物(クリス)を守るために働くことになってしまった…


登場人物

メインキャラ

綴 エンジ

綴エンジ (つづり -)

主人公。病的なまでの占いマニアで、ラッキーアイテムが白のパンツと言われても躊躇なく妹に要求するほど入れ込んでいる。

ある日、携帯の占いで超ラッキーデーと言われたために「きっと女子高生にぶつかれば恋が芽生えるに違いない」と思い道の角で何かにぶつかってみたが、残念ながら相手は女子高生ではなくトラックだった。死亡後、白雨によって規格外に強靭な化物の身体を手に入れてしまう。

 性格は単純で猪突猛進型だが主人公にしては微妙に小心者。新しい体については不便だともこの身体だからこそできることもあるとも言っているが、煤竹には大概暴力的である。


ラクガキ

白雨(はくう)

メインヒロイン。「魔女」と噂されている少女――なのだが、実年齢は不明。普段は「紅緋珈琲」(べにひコーヒー)という喫茶店で働いているが、実際は「裏生物の研究者っていうか、トラブルシューター的なの」らしく芹沢カンクローとともに喫茶店の地下で裏生物を保護し、密輸組織などから守っている。

 見た目は可愛らしいが口が悪く、性格も腹黒い。エンジの脳に提供した身体には5年で1億ほど投じたと言っているが本当の金額はいくらなのか、そもそも何故エンジを救おうとしたのかは謎。エンジに対しては予告なく採血したり転落最中に空が飛べるかのように嘘をついたり、銃撃戦の盾にしたりするなど、完全にオモチャにしている。芹沢を童貞(チェリボ)呼ばわりする。


センシティブな作品

水田マリ(みずた -)

サブヒロイン。物を破裂させたり小さく丸めたりする「拡縮能力」を持つ超能力者(人型裏生物)。六鐘学園で有名な美少女で、その能力を使って不良を撃退する事件が芹沢の耳に入り出会うことになる。

 優しく大人しいが感情を抑えられない性格で、再婚した粗暴な母や義兄との摩擦からつい能力を暴発させてしまっていた。そのため白雨に超能力の治療を依頼し成功もしたが、家が火事に遭ったとき家族の大切さに気付いて能力を復活させる。以降はエンジたちと共に裏生物の保護のために行動することとなる。一見清楚に見えながら、悪い男には超能力を使い下半身モロだしの刑にするなど容赦がない。大食いかつ悪食。スリーサイズは90/60/88。


サブキャラ

裏生物(くりす)

Creatures Left In Secretの訳語。通称クリス。 白雨曰く「いわゆる表だっちゃいない生物達の事」。超能力者など人型も含み、定義上はエンジも裏生物の一種である。密輸組織に誘拐されることもあり、紅緋珈琲の地下は檻に入れられた裏生物が多く棲息している。


芹沢カンクロー(せりざわ -)

刑事。白雨とともに裏生物絡みのトラブルシューティングに当たるが、喧嘩も絶えない仲。本人は童貞説を否定している。


煤竹ヒロミ(すすたけ -)

エンジのクラスメイトで幼馴染み(男)。影が薄く、他のレギュラーにもぞんざいに扱われている。言動から察するに、モテない。携帯の着メロは戸川純「好き好き大好き」。エンジの身体が新しくなってからは、強くなった筋力を試すため度々酷い目にあっているようだ。


内藤君(ないとうくん)

エンジのクラスメイト。純粋(=真性)な変態。美少年なものの直球の下ネタばかり話すため女子が近寄らない。台詞によくモザイクが掛かる。何故か下の名前が未公開となっている。


綴シオン(つづり -)

エンジの実妹。9歳。かなり元気な子で愛情表現のためなら相手のダメージを顧みない武闘派。1時間目では病気で寝込んだ身体を圧して兄を捜すなど健気な面も見せている。


アイン

白雨の飼っている裏生物。鼻を縫い合わせた犬…と思われる。嗅覚が良く、主人同様エンジに厳しい。


敵対勢力:

孤影団(こえいだん)

やる事なす事ムチャクチャな強盗集団。2時間目で裏生物を奪うため紅緋珈琲に乗り込んできた3人組。キツネ面をした「アニキ」と呼ばれる人物がリーダー格。他に金髪そばかすの男、目の細い運転手の大男が居る。トラックに大量の裏生物を積んで逃げようとしたがエンジによってトラックごと爆破される。


ツボカビガエル

六鐘学園屋外プールに潜んでいた裏生物。カエルの難病であるツボカビ病に適応し巨大化したもの。煤竹と内藤を飲み込んだ。意外に固く、共闘者のマリはカエルが苦手なので苦労したもののわざと飲み込まれたエンジが胃の中から攻撃して撃破した。


寄生蟲(きせいちゅう)

ツボカビガエルの中にいた、クモのような生物。4時間目ではカエルとの戦闘後に姿を現したところを白雨に瞬殺された。このときは肉体強化の力しかなかったが、本来はこれを媒介に寄生された者の精神を乗っ取ることもできるらしい。


備考

  • 作者のアラカワとの親交から、1時間目に河添太一『ばのてん!』(月刊少年ガンガン連載)の千夏がモブとして出演している。またマリの苗字と家族内のあだ名をはじめ、土塚理弘へのオマージュが複数見受けられる(『BAMBOO BLADE B』第7話と殆ど同じネタ)。
  • ここまでの記述で分かるとおり、綺麗で繊細めな絵でありながら非常に下ネタが多い漫画である。マリによればナニの大きさはエンジ>内藤君>煤竹らしい。しかしそんなエンジさえ「少々小ブリでは」とマリは感じている。

関連項目

ジャンプSQ 漫画

UMA クリーチャー


関連サイト

ジャンプSQ内公式サイト

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