概要
医者と看護婦の恋仲は前々作の「SIREN」の宮田司郎と恩田美奈と共通する。
それだけでなく医者が看護婦を殺すという構図も同じである。(尤も、宮田は美奈の言葉が自分のコンプレックスに触れたことで激昂して絞殺したのに対し、犀賀は儀式の生贄として幸江が必要とされて仕方なく殺したという違いがある。)
一周目で屍人と化した幸江を撃った後「さすがに飽きた」と幸江の側で自害したこと、また二周目の今わの際、最期の言葉が幸江の名を呼ぶものであったことから、手にかけていながらも犀賀は本心から幸江を愛していたものと思われる。