Mula
むら
概要
Mulaとはうごくメモ帳3Dで活躍していたうごメモ職人の一人。「マリオの脱獄」などの作品を作っていた。
うごメモ3Dがサービス終了してからはyoutubeに移行し、今までのシリーズ作品を全てまとめて投稿した上で新たなシリーズを進めている。
特徴
うごメモで投稿されていたマリオやルイージなどの素材を使い、空いているスペースに字幕を書いてアフレコするという当時はよくあった手法を使っている。但し背景イラストや一部の立ち絵、おまけイラスト等はMulaの手描き。
字幕はほとんど手書きで、二種類の字幕を書いて文字をアニメーションさせている。
またこのような会話シーンだけでなく移動・アクションシーンもあり、その場合は見下ろし視点でそれぞれのマークで描かれ移動やアクションが行われるのも特徴。
主に味方は赤い丸のマーク、敵は黒い丸、他人は灰色、ボスなどの特殊な敵、一部のキャラクターは固有の色かマークで表される。
途中の作品まではマリオ等の公式キャラクターのみで、ノリオやハリオといった元ネタキャラのいるオリキャラは登場していたものの完全新規のオリキャラは登場しなかった。しかし「パンドラの箱?」からはオリキャラであるアルカが登場し、その後もたまに新たなオリキャラが登場し続けている。
うごメモの仕様上一話は大抵1分程度。現在は動画一本につき三話分で出す事が多い。
作品
マリオの脱獄
シリーズ一作目。
女湯覗きで捕まったマリオと何もしてないのに巻き添えで一緒に捕まったルイージ。
懲役2000年という実質無期懲役な判決を食らった為、脱獄を目指す。
120話まであり完結済み。
洗脳メガネ
シリーズ二作目。
キノピオから最近銀行から金が盗まれるという妙な事件が起きているとの相談が。
監視カメラが捉えたのは暗闇に映る赤い目。マリオとルイージは次に襲われそうな銀行で待ち伏せする事に。
だが犯人はメガネによる洗脳で操られており...
現在存在する十個のシリーズの中では、時系列としては一番最初の物。
82話まであり完結済み。
パンドラのはこ?
シリーズ三作目。
クッキー屋の店主の弟がマリオとルイージの家を訪ねてくる。弟曰く盗ってきた弁当を2人と一緒に食べようとするが、弟の持っているそれはどう見ても弁当箱ではないオンボロな箱。
弟が弁当箱を開けると、何と突然悲鳴をあげながら消滅してしまった!
しかもその後に訪ねてきたキノピオはなんと弟の記憶を持っていない!
そして兄であったはずのクッキー屋の店主すら覚えていない!
マリオとルイージは事件解決に乗り出す事となる。
81話まであり完結済み。
ただ今逃亡中
シリーズ四作目。
時系列的にはマリオの脱獄の直後の話で、ここでもマリオ達は警察に追われる事となる。
ノリオに「アナタ(マリオ)が犯した事よりも重い犯罪を犯した者を捕まえる」事で自分の懲役を減らせる事を教えて貰い、マリオ達は自分の懲役2000年を0にするべく東奔西走する事に。
もしノリオの発言を「懲役が2000年以上の者を捕まえる」事だとすれば、この世界のケイサツは懲役2000年以上の刑罰をポンポン出しているという事になるが...
190話まであり完結済み。
マリオが死ぬ!?
シリーズ五作目。
マリオの目の前に謎の人物が現れ、マリオの名が書かれたロウソクを見せる。謎の人物曰くこれはマリオの寿命で、10日間以内に職を見つけて働かなければロウソクの火を消し、マリオを殺すと脅す。
当然マリオは働く気など全く無いので謎の人物からロウソクを奪い取る事にする。
100話まであり完結済み。
呪いのぼうし
シリーズ六作目。
マリオの帽子が風のせいで外れてしまい、マリオの元気が無くなり病院に運ばれてしまう。
その間に謎の人物がマリオの帽子を拾い、細工をした。
その細工とは「帽子を被った人物は呪われてしまう」という物。
マリオ達は知らず知らずの間に事件に巻き込まれる事となる...
82話まであり完結済み。
タイム恋愛
シリーズ七作目。
女が欲しいと騒いでいたマリオだが、突然五年前にタイムトラベルする。
そこで三人の乙女と恋愛する事になるのだが...
112話まであり完結済み。
ケイサツの逆襲
シリーズ八作目。
ケイサツは突然一般人を無実罪で捕まえ始める。
こんな調子じゃマリオ達もかなわないので、一体どういう事なのか調査する事に。
136話まであり完結済み。
宝探しデスゲーム
シリーズ九作目。
家賃を払う為に宝探しゲームに参加するマリオとルイージ。
ゲームの内容は国のどこかに隠された宝を見つけ出すという物。
しかしそのゲームや本当は、捕まったり負けたりすると死ぬというトンデモな代物であった。
マリオ達は当然死にたくないしそもそもリタイア出来ないのでゲームに参加する事に。
他のシリーズと比べバトルが多い傾向にある。
160話まであり完結済み。
犯罪ワールド脱出
シリーズ十作目。
マリオとルイージの家に、何者かに追われて逃げ込むノリオが入ってくる。
ノリオは謎のボールを持っており、マリオはイライラに身を任せブン投げるが、その時ボールが突然光を放つ!
光が消えた時には、警察のいない世界「犯罪ワールド」にワープしていた!
元の世界に帰るにはこの世界独特の仕事をこなし、「ハンザイボール」のパワーを上げるしかない。
宇宙ポリス侵略
シリーズ十一作目。
マリオとルイージの家に、宇宙ポリスを入ってきて...?
現在はこのシリーズを投稿中。
主なキャラクター
マリオ
ご存知ミスタービデオゲーム。
26歳の無職でギャンブラー、スケベで女湯覗いて逮捕という救えない人。
ただし目の前に困った味方がいたら助けずにはいられないなど、根は正義感の強い人物。
ボケ役の時が多い。
開き直ると一分だけ超(スーパー)マリオに変身し、凄まじい力を得る事となる。
但し変身が解けると、変身中の記憶は全て失う。
ルイージ
ご存知永遠の二番手。
同じく26歳の無職だが常識はあり、ツッコミ役の時が多い。
たまに一瞬で武装して調子に乗っているマリオを落ち着かせる事がある。
こちらも開き直ると超(スーパー)ルイージに変身する。
ケイサツ
警察。大体は真面目な人物だがプロマイド写真で買収されたりド天然がいたりとアホな人物も多い。
「マリオの脱獄」111話を見るにどうも裁判抜き・他のケイサツとの相談一切無しで犯罪者の刑罰を決めている可能性が高く、ただの窃盗罪(厳密にはカービィが落し物を交番に届けようとした所を窃盗罪と勘違いした)でも懲役5万年を言い渡す為、本当に有能なのか怪しい所である。
ノリオ
マリオのパチモンでMulaのオリキャラ。バズーカを常に所持しており、普段は敬語を使う大人しい人物だがキレると豹変する二重人格。
だがこの二重人格設定が生かされたのは初登場のみで今は死に設定となっており、現在は敬語を使う礼儀正しい性格で固定となっている。
「マリオの脱獄」以降も度々マリオ達と顔を合わせ、高確率でレギュラーメンバーの一人となる。
捕まった理由は薬密輸。
カービィ
ご存知ピンクの悪魔。無許可で海のウニを食べて密漁で捕まったが、実は食べたのはウニではなくテトラキットだった為釈放された。
…が、今度はテトラキットを拾って交番に届けようとした所で警察に捕まり、窃盗罪として逮捕されてしまう。
最終的にはマリオ達の助けもあって脱獄出来た。
以降のシリーズでもレギュラーメンバーとして登場する事が多い。
ピーチ
ご存知よく拉致られるキノコ王国のお姫様。
誘拐・監禁されるのは勿論、洗脳されたり怪物に操られたり一時的とはいえタイムパラドックスを起こされ自殺した事にされたりと、何かと不幸体質。
危機感が全くと言っていいほど無いが、犯罪者であるマリオ達とも仲良くし続ける事を決めたりと優しい人物。
アルカ
完全新規のオリキャラ。
名前の由来は箱をラテン語で言うと「アルカ」となる事から。
少しぽっちゃりしたJKで、一年前に事故って幽霊となった。
初登場時はオルゴール箱の中に閉じ込められていたが、マリオ達の活躍で現在は自由の身。
幽霊なので普段は姿が見えず、アルカ本人が姿を見せたいと思う人物のみ視認できる。
生前はかなり壮絶な人生だったらしいが...?
登場時から毎シリーズレギュラーキャラとなり、バトルの時は姿が見えない特性を生かしてマリオ達をサポートする事が多い。
ちなみにMulaによると初期案ではかなりホラー色の強い姿だったが、家族に見せた所「夢に出てきそう」と怒られた為現在の可愛い姿になったという。
ひし形
レギュラーキャラとしては関わる事は無いが、恐らくレギュラーを含めても最もインパクトの強い人物。
その名の通り頭がひし形(正確には45度傾いた正方形)の棒人間で、度々バスの運転手として登場しては、この世の物とは思えないようなスピードで暴走しまくる困った人物。「フェーーーーーイ!」が口癖。
警察に捕まっては脱獄を繰り返している。
とあるシリーズでは、彼のおかげでマリオ達は窮地を脱する事になるのだが...
Mula
作者。タイトル画像表示前のオープニングでたまに登場する。
「作」と書かれた緑の帽子が特徴。
雑談したり投稿が遅れた理由を話したりアニメの時系列設定・初期案などのメタい話など話題は多岐に及ぶ。
本編中でもちょっとしたおまけ的な要素で登場するが、物語に直接かかわる事は今の所「マリオの脱獄」34話の一回しかない。
だが「犯罪ワールド脱出」で作者が登場(?)したので見てみるといい。