概要
競馬界において、より高次元の強さを求めてる努力は生まれる前から始まっている。
どの血統をかけあわせるか、両親のマッチングが競走馬としての素質を左右する。……と言われている。
実際その辺に医学的根拠を求めると、人間にも応用されて遺伝子レベルの選別とか胎児段階での処置とか倫理的にろくでもない事になるので、「良い血統を掛け合わせたらスゴいのが生まれるかも」くらいの認識が一番平和だろうか。
とにかく。
メジロマックイーンが競走馬としては名実共に歴史に名を残す名馬であることは疑いようもないが、その産駒に関しては体質が虚弱になりやすく、なかなか活躍が伸びなかった。そこで小柄だが頑健なステイゴールドの種をつけることで安定した馬体に育ちやすくし、その才能を発揮しやすくしようとしたのである。
ステマ配合で産まれた重賞馬G1馬は産駒数からすると多く、その安定性は競馬ファンからも高く評価された。
ゴールドシップ
そしてステマ配合を一気に有名にした立役者こそ、あの「リアルベアナックル」「120億の牡」「こいつの馬券買う奴はバカ、しかし買わない奴はもっとバカ」と言われたゴールドシップ。
……なのだが、ゴールドシップはステマ配合の結果というかステマ配合の合体事故とでも言うべきUMAである。虚弱さを改善どころかデカくて頑丈、頭は良いが気性がステイゴールド以上に荒い、何をやらかすか分からないこんな怪馬はステマ配合産駒の中でもゴルシしかいない。と言うかゴルシみたいなのが何頭も生まれてたら競馬界がひっくり返るわ!!
関連項目
ステルスマーケティング - こっちのステマではありません。