「伊豆かと思えば……とんだところに来てしまいましたね」
「孤独が生んだ怪物でしょうか、似ていますね……私と……」
プロフィール
公式人物紹介
イメージは「雪」「雪国」の白皙の美青年。
幅広い作風と新しい表現技法を巧みに使い分けたため、奇術師という異名を持つ男。寡黙さと凝視癖が相まって怖い印象を与えるが、その眼差しの中には彼なりの優しさが伺える。
一言で言うと繊細で暗い印象の不思議ちゃん。極端な無口に加えて浮世離れした感覚を持つため彼の真意を汲み取ることは難しいはずなのだが、盟友の横光利一だけは理解しているようだ。
また段々おっとりしている様も見受けられる。
概要
『文豪とアルケミスト』にて、文豪川端康成がプレイヤーであるアルケミストにより転生させられた姿。期間限定の転生イベント『川端康成に関する研究』で先行実装した新文豪で、潜書時間は6時間14分。その後、期間限定イベント『奇襲作戦「雪国」ヲ浄化セヨ』の確定報酬として復刻した。
復刻後、不定期イベント等で遭遇のチャンスはあったのだが、2019年6月28日に通常実装される事になった。洋墨1500枠から入手出来る。
ゲーム内でのキャラクター像
口数が少なく、不思議な感覚を持つ人物で、所謂目で語るタイプの性格。
盟友である横光利一は彼を理解できるが、横光からの手紙の内容からすると、他の人間との意思疎通はなかなか困難である模様。
武器は先端が2股に分かれた矛。
芸術品に目がなく、かなりの審美眼を誇る一方で、後先考えず購入してしまう悪い癖があり、石川啄木に次ぐ借金王である(しかも返すという発想すらない)。
交友関係
自ら喧嘩を売るタイプではないが、とにかく鋭い眼光で物も言わず見つめるクセから、様々な人物に苦手とされている。芥川賞のことで因縁がある太宰治(文豪とアルケミスト)は当然として、多かれ少なかれその特異な佇まいには皆引いている模様
しかしながら親友の横光利一(文豪とアルケミスト)と、彼に引き合わせてくれた師菊池寛(文豪とアルケミスト)は、取っつきづらい彼のことをよく理解している。
真の初期文豪たる徳田秋声(文豪とアルケミスト)のファンであり、ファンレターを度々送っている模様。
太宰は嫌っているが、同じ無頼派の坂口安吾(文豪とアルケミスト)とは愛犬家同士馬があう。
また梶井基次郎(文豪とアルケミスト)は生前から交流があり、揃って泥棒を目撃するものの、川端の眼光で退けたという、奇怪なエピソードがある。
また、幼少期から多くの死に直面し、生涯、その孤独と向き合ってきた作家。人生において生まれてから肉親の死により天涯孤独であり彼が自殺するまで、肉親、恩師、親友など周りの死に囲われる悲運の人生でもあり、史実で言われているあだ名は「葬式の名人」。
彼の最後の末路はいまだ理由不明の自殺である。