菊池寛(文豪とアルケミスト)
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きくちかん
DMMが配信するブラウザゲーム「文豪とアルケミスト」に登場するキャラクター
「オッス、俺は菊池寛。本名はヒロシなんだけど、好きな方で呼んでくれ」
『仲間思いで懐の広い、みんなの兄貴的な存在。
才能のあるものに対しては支援を惜しまないため、
彼からお金を借りたことがある文豪は実は多い。
趣味のギャンブルをする時以外は非常に合理的で、
長い付き合いである芥川龍之介のだらしなさにも一言あるが
ほとんど諦めているようだ。
味覚が鋭く細かな違いも見抜く。』
※ゲーム内人物図鑑より引用
度量の大きく面倒見のいい、頼りがいのある青年。ギャンブルが趣味のようで、台詞のなかにも勝負事を思わせるものが多い。ただしギャンブルに強いのかは微妙である。
購買での台詞などを鑑みるに、転生後も生前同様に羽振りがよいらしい。
賭けによる儲けでないのならば一体何をやっているのか…不明である。
武器である『鞭』は先端に刃のついた多節鞭。
生前からの親友であった芥川龍之介とは今も変わらぬ友誼を結び、『龍』『寛(カン)』のあだ名で呼び合う仲である。
また吉川英治とは転生後でも気兼ねせず喋る仲。
菊池一門の弟子だった横光利一・川端康成とも親しくしているようである。
面倒見の良い兄貴分であるが、そのために対人関係での苦労を背負いやすい。
どうしても合わない相手は永井荷風であり、親友とその恨み相手の間の冷ややかな空気に並ぶ程、お互いに嫌いあっている。普段はうっかり出くわさないようしているらしい。
- 実在の菊池寛は小説家としてだけでなく、出版社『文藝春秋社』の社長という実業家としての成功も収めている。これにより得た財により川端康成や横光利一、小林秀雄をはじめとした文学者への金銭的援助を行っていた。また『芥川賞』と『直木賞』を創設したのも彼である。
- 志賀直哉の小説を『白樺』創刊当時から敬愛しており、「自分は現代の作家の中で、一番志賀氏を尊敬している。尊敬しているばかりでなく、氏の作品が、一番好きである。」と自著『志賀直哉氏の作品』で絶賛している。
- 北原白秋や永井荷風とは悶着があり、特に永井からは成金的な態度が毛嫌いされていた事もあって非常に不仲であった模様。
- サザエさんにも実名で登場している。
- 麻雀、将棋、競馬を特に好んでいた。麻雀では『日本麻雀連盟』の初代総裁となり、競馬では多くの有力馬の馬主でもあった他、氏が競馬勝負について語った随筆『我が馬券哲学』がJRAホームページに掲載されている。
- 『カン』の筆名は自然に呼ばれて定着したものであり、本名とどちらで呼ばれても気にしなかった。一方で、名字の『菊池』を『菊地』と誤記される事は非常に嫌っていた。
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