ウォーエンブレム
どうしてろりこんなんかにうまれちまったんだ
ウォーエンブレムとは、アメリカの偉大なる競走馬であるのだが……。
(メイン画像擬人化注意)
概要
ウォーエンブレムとは、アメリカの二冠馬である。
アメリカ三冠の内ケンタッキーダービーとプリークネスステークスを制し、日本に種牡馬として導入されたのだが……。
それにつけても…………
時は2002年、あのサンデーサイレンス逝去の頃。サンデーサイレンスの血統があふれかえっている日本では、それを持たない血統の種牡馬の導入が急務となっていた。
そんな訳で直系こそミスタープロスペクター系であったが後は異系の塊の(サンデーサイレンスもそうだったけど)であったウォーエンブレムは社台ファームに見込まれ、21億円もの大金で輸入された(サンデーサイレンスは16億5000万円)。
で、さあ種付けとなった訳だが、これがやってくれない。
1年目から種付けを拒み続け、交配したのはたったの7頭。
しかもそれが「栗毛で小柄な牝馬」ばかりだったもんだから、すっかりロリコンキャラが定着してしまう事に。
2年目は彼好みの牝馬で欲情させて別馬にすり替えるという方法で50頭近く確保したが、その事がばれてすぐさま種付け拒否モードに突入。3年目は9頭になってしまい、なんとか6年目に39頭、翌年に43頭を確保したがそこまでで、また翌年は5頭になってしまった。
そんなんだから2015年にアメリカに帰されたが、そこでも病気検査のための種付けを拒むと言う有様。そのため、種牡馬として一番大事なはずのもんを失う羽目に。
ったく、2世代目の産駒から重賞勝ち馬5頭(うち一頭は秋華賞馬)、6世代目からは阪神ジュベナイルフィリーズの勝ち馬を出してるんだからもったいないこと極まりないお話である……。