概要とか
No.11ビッグ・アイに次ぐ素材を2体要求するランク7のナンバーズ。
「ギャラクシー」という名前からしてカイトが使いそうなモンスターだがカイトが使ったことはない。尤も、効果自体もカイトのデッキ戦術と噛みあわない部分が多いのだが。
カードテキスト
エクシーズ・効果モンスター
ランク7/風属性/機械族/攻 0/守3000
レベル7モンスター×2
(1):1ターンに1度、このカードのX素材を2つ取り除いて発動できる。
自分フィールドに「バトル・イーグル・トークン」(機械族・風・星6・攻2000/守0)を可能な限り特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したトークンはこのターンのエンドフェイズに破壊される。
この効果の発動後、ターン終了時まで相手が受ける戦闘ダメージは0になる。
解説
レベル7のモンスター2体を要求する上にこのカード自体は完全な壁モンスターで、No.15ギミック・パペット-ジャイアントキラー同様普通にデュエルする分にはイチイチ出すような状況はまずない。
優勢の時は普通に素材モンスターで殴れば勝てるし、劣勢の時はそもそも素材を自力でそろえられない。
無理して出したところで自身の効果で特殊召喚された「バトル・イーグル・トークン」はトークンなのでエクシーズ素材にはできないし、殴ろうにもそのままでは自身のデメリット効果でダメージが通らない。
放っておけばエンドフェイズに勝手に自壊して消滅してしまうなど全体的に使い勝手が悪い。
ユニオンなどで残すことも可能だが、このモンスターが呼べる状況で攻撃力2000は決して高いとは言い難く、残してもあまり変わらない事が多い。
一応「カラクリ」等の一部のデッキならギリギリ活躍させることも可能だが、サポートカードとのシナジーがない、コンボパーツが多くなり過ぎるうえに安定しない、仮にパーツがそろっても邪魔をする方法はいくらでもある、このコンボはあくまで前座であるなど、問題点が山積しておりそんな危険を冒してまで使うくらいなら別の手を考えた方が早いほど。
ダメージを与えられない効果は戦闘ダメージ限定なのでカタパルト・タートルなどで投げるということは可能。禁止カード時代のダーク・ダイブ・ボンバーならレベル帯が同じ、レベル1チューナーがいればトークンを素材にして呼べる等のシナジーがあるのでまだまだ使い道はあったかもしれないが、現在エラッタされたために若干かみ合わせが悪い。これは公式にコンボが紹介されたカタパルト・タートルも同様である。
現在ではフュージョン・ゲートによる融合召喚のための素材としてトークンを使う使い方が一番の使い道か。
そう思われて3年以上、癖が強く扱いに困るが、弱いと一蹴することもできない効果で、使用者などを悩ませていたが、2017年に導入された新召喚方法「リンク召喚」によって、このカードに対する評価は一度、大きく変わることとなる。
初の風属性のナンバーズであり、さらに現在判明しているナンバーズの中で、偽りのナンバーズ二枚を除いてNo.75 惑乱のゴシップ・シャドーが登場するまでの間唯一の風属性ナンバーズであった。
また召喚に必要なエクシーズ素材数が二つのランク7では最高の守備力を持つ。
イラストでは、機体の前部に自身のナンバーである「42」が書かれている。
デザインのモデルはアメリカ空軍のステルス戦略爆撃機「B-2」だと思われる。
漫画では
漫画ZEXALの「遊馬vsイビルーダー」戦でイビルーダーが使用。
《スターシップ・スパイ・プレーン》 と《スターシップ・アジャスト・プレーン》 をエクシーズ素材としてエクシーズ召喚された。
効果でバトル・イーグル・トークン4体を特殊召喚し、《援護射撃》(OCGの《援護射撃》とは別物)でトークンを強化してNo.39希望皇ホープを連続攻撃し、さらに遊馬にダメージを与えた。
その後、No.22不乱健の攻撃を受けるが、専用の罠カード《トマホーク・キャノン》で防ぎ、逆に破壊した。
次のターンにもバトル・イーグル・トークンを特殊召喚しようとしたが、遊馬の罠カード《ブリキ・バルーン》でフィールドに「ブリキ・バルーン・トークン」を特殊召喚されたため、バトル・イーグル・トークンの展開を妨害された。
エンドフェイズに《ブリキ・バルーン》の効果で守備力を下げられ、次のターンには《No.39希望皇ホープ》に戦闘破壊された。
漫画では、効果の発動に使用するエクシーズ素材は1つだけで、戦闘ダメージも与えられた。
そのままではトークンの総火力が8000となり容易に1ターンキルが成立してしまうためか、OCG化において大幅に弱体化している。