概要
スズキ目・スズキ亜目・カゴカキダイ科に属する海水魚。
中部日本以南/台湾、ハワイ諸島、オーストラリア、ニュージーランドに分布する。
全長20~40cm。
体は卵形で側扁し、黄色の地に5本の黒色縦帯が顕著である。色彩の豊かな「「チョウチョウウオ科」」に近縁であるが、鱗が小さいことや、幼期に頭部に肥大した骨板が生じないことなどで区別される。全長20cmに達する。岩礁域にすみ早春に産卵し、幼魚は夏まで潮だまり(タイドプール)で成長する。成魚は群れで泳ぎ、エビ類、ゴカイ類等の底生動物を好んで食べる。体色の鮮やかなことと、飼育が比較的容易なことから観賞魚とされる。
主なカゴカキダイの仲間
カゴカキダイ属
- カゴカキダイ(メイン画像)
アティピクチス属
- マド
スコルピス属
- ブルーマオマオ