概要
スマホゲームアプリ「あんさんぶるスターズ!!」のキャラクター、蓮巳敬人×朔間零の腐向けカップリング。
敬人は和風ユニット紅月、零はロックなワイルドユニットUNDEADのリーダーである。
関係
二人は幼馴染み。零が1歳年上だが、留年したため「!」では二人とも夢ノ咲学院の三年生で、敬人は生徒会の副会長を務めていた。
「!!」では高校を卒業して社会人となり、同じリズムリンクという老舗の事務所に所属した。事務所では敬人が代表、零が代表補佐役を務めている。
過去
※多少のネタバレを含みます。
幼少期、自分を他の人達より賢いと思っていた敬人は、零というすべてを兼ね備えた存在に出会う。無邪気に遊んだり論戦を交わしたりしていたが、次第に敬人は超人的な零に対して、自分の存在価値を「零(0)」にされるような恐怖を感じ、零から逃げてしまう。こうした疎遠になってしまった二人だが、夢ノ先学院で再会する。
「!」の一年前の春、零、敬人、大神晃牙の三人は「デッドマンズ」というユニットを組んでいた。このユニットは、荒れ果てた学院の変革を企む敬人が、零の出したある条件をクリアするためにつくったものである。その後敬人が脱退し、残った二人と羽風薫、乙狩アドニスによってUNDEADが結成されたため、このユニットはUNDEADの原型とも言える。そこでデッドマンズは解散したかと思われたが、書類上ユニットとして残っていたため、衝突!思い還しの返礼祭時は薫と鬼龍紅郎を加えた三年生四人でもう一度結成されている。
また、同じ頃、零は生徒会長、敬人は生徒副会長であったが、デッドマンズのライブ時に二人は道を違え、零は生徒会長の座から降りた。
読むべきストーリー
ふたりを知る上で必読のストーリーは、
「!」
・メインストーリー(特に第三章58〜62話)
・追憶*それぞれのクロスロード(全話)
「!!」
・メインストーリー第一部(特に第四章93〜98話)
・温故知新/継承の御前試合(全話)
クロスロードは「!」一年前、敬人が二年生の頃のストーリーである。敬人の革命への熱意や零の思惑、デッドマンズの過去など、敬人と零に関するあらゆる情報が詰まっているので必読である。
クロスロード後、普通に会話をしている様子はありながらも明確に関係性が修復された描写は出てきていないが、メインストーリーでわかるように「!!」では同事務所、しかも代表と補佐役という関係になっている。
さらに、御前試合ではお互いの幼少期の呼び名、零の敬人「親友」呼び、零の敬人に対しての思いなど敬零のすべてが見られるため、絶対に必読である。御前試合は二人が対等な関係を築く新しいスタートラインと言えるかもしれない。
読むとさらに理解が深まるストーリーは、
「!」
・衝突!思い還しの返礼祭(特に斜陽第3,4話)
・招福*鬼と兄弟の節分祭(比翼連理/第三話)
・生け贄◆不死者たちの復活祭(復活祭 Regeneration/第六〜八話)
・デコレート 深紅のショコラフェス(紅月とUNDEADの合同レッスンあり)
「!!」
・スカウト!丑参り 前編(全話)
・スカウト!ツツジ燃ゆる(1話)
・メインストーリー第二部/第二章サブマリン(激戦区/沖縄 第2話)
節分祭では「!」での敬零の会話、晃牙から見た敬人と零の関係を、丑参りやツツジ燃ゆるでは、ふたりが幼少期どんなふうに遊んでいたか、どのような関係性だったかを知ることができる。またサブマリンでは、直接的に零の名前が出てくるわけではないが、幼少期敬人が零のことをどう思っていたかが垣間見える。
その他の情報
お互いの呼称
二人の相手の呼び方は時系列によって変わっていく。
いつ | 敬→零 | 零→敬 |
---|---|---|
幼少期 | 零ちゃん | 敬くん |
「!」一年前の春 | 朔間さん(あんた) | 坊主、蓮巳ちゃん、敬人(おまえ) |
「!」 | 朔間さん、朔間零(あんた、メインスト時にあなた) | 蓮巳くん(おぬし) |
「!!」 | 朔間(貴様、ときどきあんた) | 蓮巳くん(おぬし) |
スタライ
あんさんぶるスターズ!DREAM LIVE 5th(インテックス大阪)での幕間で、ランダムに選ばれたメンバーでのフリートークが行われた。敬人と零もメンツに入っていたが、驚くべきことにここで二人の会話があった。
他のメンバー達が仲良くお話する中で
「我輩らも、もっと仲良しアピールをするべきかのう?」「なぜ俺を見る。」
一緒に食事に行きたい人を選ぶコーナーで敬人がつむぎと真という眼鏡の二人を選んだとき
「我輩も眼鏡をかけていれば良かったかのう?」「そういう朔間さんはどうなんだ?」
主に零が絡んでいく形だったが、夢ノ先軸のスタライでこんなに当たり前に会話をするとは、節分祭の保健室での「貴様を弾圧した俺が、かつては貴様の身内だったと知られたら立つ瀬がない」という敬人の発言はどこへ行ったのだろうか・・・。