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1 清朝の第4代皇帝 8歳即位 親政14歳 治世61年1.1.1 モンゴルの元朝より広い版図である。清朝の第4代皇帝 8歳即位 親政14歳 治世61年
康熙帝こうきてい、
順治11年3月18日(1654年5月4日) - 康熙61年11月13日(1722年12月20日))
清の第4代皇帝(在位1661年2月5日 - 1722年12月20日)。
諱は玄燁(げんよう、燁は火偏に華)
廟号は聖祖
諡号は合天弘運文武睿哲恭倹寛裕孝敬誠信功徳大成仁皇帝(略して仁皇帝)
在世時の元号康熙を取って康熙帝と呼ばれる。
清が最も栄えた時代の第4皇帝であった康煕帝。
8歳で即位し14歳で親政を始めている。台湾、満州、モンゴル、朝鮮、ビルマ、シャム、ベトナムに至るまでを領土とし、清の版図を最大に広げた。
領土拡大と内政を安泰させ、国家財政を潤した。康熙、雍正帝、乾隆というのは、清が最も栄えた時代であり、宮廷文化が花開いた。
順治帝が清を中華王朝としたが、実質的に清を全国王朝としたのは康熙帝である。
清代のみならず、唐の太宗とともに、中国歴代最高の名君とされる。清東陵に陵墓がある。