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マシンマン(マーベル)の編集履歴

2021-08-04 19:47:09 バージョン

マシンマン(マーベル)

あーろんすたっく

「マシンマン」とは、マーベルコミックのヒーローの一人である。 初出は、映画「2001年宇宙の旅」のコミカライズからで、後にマーベルコミックのユニバースに組み込まれ、正式にその世界観の一員となる。

概要

「マシンマン」とは、アンドロイドのヒーローである。本名は「X-51」。別名アーロン・スタック。

コミック版「2001年宇宙の旅」で初めて登場した。


マーベルは1973年に、「2001年宇宙の旅」のコミカライズを発表。同年にコミックのタイトルとして連載を開始する。

同映画は一作(後年になり続編「2010年」が製作・公開されたが)のみであり、それゆえに映画には無い展開が続出。その一環として、マシンマンが登場する事に。

初出は同コミック8号から。

タイトル自体は10号で終了するも、新タイトル「MACHINE MAN」が開始。後に「インクレディブル・ハルク」にてハルクと共演。マーベルユニバース内の世界観であることが明確化する。

タイトルは82年まで続き、後に他ヒーローたちと共演しつつ、現在に至っている。


誕生

軍の秘密研究として、ドクター・ブロードハーストにより製作されたロボットの一体。

制作ナンバーは『X-51』。

X-1からX-50までは、人間のような自我を有しても、暴走してしまっていた。

しかしX-51は、心理学者アベル・スタックにより、彼の息子として育てられていた。X-51に「アーロン・スタック」と名付けたアベルは、軍の追手から彼を逃がすため、自身は自爆。

軍のクラッグ大佐は、追撃部隊を指揮。暴走したXナンバーの試作機に部下を殺された恨みから、X-51を捕えた。

が、X-51=アーロンは、モノリスの導きで脱出。自分を「ミスター・マシン」と名乗り、ヒーロー稼業を開始。カルト教団に偽装した秘密結社を粉砕した。


やがて、『マシンマン』と改名したアーロンは、精神科医ピーター・スパルディングという理解者を得て、宇宙ロボット「テン・フォー」の脅威から地球を救う。

その行動から、クラッグ大佐も態度を変えていくが、秘密結社コーポレーションがマシンマンを狙う様に。

後に、ハルクと出会いコーポレーションの野望を砕き、その後に人間を理解するため、保険会社の社員になって働いたり、様々な人物、マーベルユニバースのヒーローたちと交流したりしていくように。

アイアンマンと戦ったり、アベンジャーズの一員になったりもした。


パラレルワールドでのマーベルを描いた「EARTH-X」では、主人公的存在に昇進する。


外観・能力

X-51として完成した直後は、ロボット然とした姿。その額にはナンバリングが刻まれている。

のちに、アベル・スタック博士に引き取られ、息子同然に育てられた際、人工皮膚を装着。かつらも付けられ、両目以外は人間とほぼ同じ姿となる(両目のみ、カメラアイのレンズが剥き出し。そのため、人間に成りすます時にはサングラスをかける)。

マシンマンとして活躍する際には、他のマーベルヒーローたちのようにボディスーツ状のコスチュームを着用する。


ロボット故に、そのボディには様々な機能が内蔵されており、それを用いて戦う。

  • ロボット故に、怪力と頑丈なボディとを有する。
  • 手足が伸びる。また、手足を外し遠隔操作も可能。
  • 内蔵された半重力装置で、空を飛ぶ。
  • 目からのビームで画像を記憶・再生。人間の思考も読み取れる。
  • 足裏から車輪を出し、高速移動。つなげてスケートボード状にしたりも。
  • 目のレンズから催眠光線を。
  • 指にアタッチメントで様々な機器を装着する。レーザーやPCへのコネクターも内蔵。弾丸も発射出来る。

その他、様々な機能を内蔵している。


パラレルワールドのマーベルユニバースを描いた「EARTH-X」においては、盲目になったウォッチャーが、自身の目の代わりに使役するため改造された。

その姿は、外装が透明な素材のスケルトンボディで、体内メカが見える。しかし手を伸ばすなど、旧来の能力は使用可能。

観察者ウォッチャーではなく、自らの意思で行動する者になるため「ウォッチマン」を名乗る。


「NEXT WAVE」で登場した際には、アーロンの顔にボディスーツで、ロングコートを羽織った姿で活躍。

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