概要
初登場は『流星のロックマン2』。
航空機とコンドルが合体したような……というか鳥の形をした戦闘機とでもいった方があっているようなフォルムを持ち、高速で上空を飛行する。
その正体はナンスカ村の村長「ナンスカ・オサ・アガメ」(CV:宝亀克寿)が「地上絵に描かれた鳥」の正体であるムーの電波体「コンドル」(CV:大西健晴)と電波変換した姿。
ナンスカ族を纏め上げる為に祀り上げたムー大陸の使者ゴンターガが偽物であると村人にタネを明かし、自らの力を誇示するべく、白金ルナ一行を生贄(方法は永久コチョコチョ)に捧げようと目論む…とはいえ、アガメ自体は悪人ではなく、ナンスカ村の発展が遅い事に業を煮やした事による暴走であった為、改心後はカルビを村名物にして村を盛り上げていく事を決意する(ゴンターガの像もそのまま設置され続けることに)。
古代ではエランドとコンドルが電波変換し、ムー大陸への侵入者を監視する役目を担っていたらしい。ちなみにファントムは軍師、イエティは戦士、ブラキオは偵察担当だったとされる。
ムー大陸で再戦する別個体はムー人が衰退した事を理解できず、ムー人が再び帰ってくる事を信じているような発言をしており、哀愁を漂わせている。
アニメ版ではアガメは信心深い人格者として描かれており、神殿に封印されていたコンドルが彼を乗っ取って電波変換した姿として登場。ルナを攫って彼女の心臓を「神」(正体は不明)に捧げようとしたが(ゲームより目的がえげつない)、サンダーベルセルクに敗れた。
戦闘
木属性なのでダイナソー系なら有利。逆にベルセルク系は不利なので、イナズマケンは外して低コストのHPアップアビリティでも付けておこう。ちなみにトライブ用のアビリティはコスト30。
飛び回りながら体内に格納した小鳥型自律ミサイル「ツツッキー」を撃ち出す「ミサイルバード」、口と肩の発光体から緑色のレーザーを放つ「ウィングレーザー」、そして巨体で突進してくる「フライングインパクト」が得意技。
ミサイルバードは緑色のものと黒いものがあり、緑色は倒せるが黒は倒せずガードブレイク持ち(こちらからガードブレイクをぶつけて破壊することは可能)。
あとの2つもやはりブレイク付なので、苦戦するようならリカバリー系を多めにいれ、インビジブル(透明化してほとんどの攻撃をやり過ごせる)やヘンゲノジュツ(攻撃を受けると横一列に木属性のソード系ダメージ)、ホーリーパネル(受けるダメージ半減)といった防御系カードで守りを固めるのもいいかもしれない。
大柄だがダメージは頭にしか入らない上、ステータスガードという特性によって状態異常にならず、飛んでいるから当然フロート持ち、スーパーアーマーも装備と
なんだか先の3体のいいとこ取りのようなスペック(ちなみにファントムがフロート、イエティとブラキオがスーパーアーマー持ち)。
フロート持ち(というかそもそもこいつのいるところにパネルが無い)のためパネル効果・アトミックマイン系は無視されるが、攻撃範囲の広いカードの攻撃はきっちり届くしウォーロックアタックも有効なので付け入る隙はある。
特にウイングレーザーは両翼の発光体を破壊してレーザーの発射を食い止める事が可能なので、オックスファイアなどを当ててやろう。
戦闘では縦×2横×3の特殊なフィールドで戦うことになる。特に登場シーンでは逞しい鳴き声とジェットエンジンの爆音を鳴らしながら画面を横切って登場というド派手な演出は必見。
特殊なフィールドだが従来通りウォーロックアタックは可能なので、炎属性のバトルカードを当てて行くのが最適解となる。ナンスカ遺跡の電波ではダバフレイムが入手できるのも嬉しい。
カード
ナビカードでは横1列に並んだ3匹のミサイルバードを各3回の計9回放つシンプルな物。安定したヒットを見込める手堅い性能だが無属性でややパンチ不足。ボスのタイムアタックなどでは不人気だが確実なヒットと広範囲を狙える為対人やウィルスバスティング使いは非常に優秀。
ギガクラスカードではフライングインパクトがシノビ限定で登場。500と高い攻撃力と広い範囲が魅力的。かつ木属性の為トライブキングで使うとエンプティーやジェミニには非常に手痛いダメージが入る(ジェミニSPはワンカードダブルキルゥ...すら可能)
ライバルカードはゴルゴンアイ。フライングインパクトから1列範囲を減らしたかわりに威力が50高く攻撃後のインビジブルが発生しない為更なる追撃が可能。範囲のフライングインパクトか火力のゴルゴンアイアイである為フォルダや仮想相手と相談して使い分けよう。